Acanthurus olivaceus
「今週の〇〇~!! 第64回 黄金崎の黄金色のサカナ(2001-09-11)」より
台風15号の影響でIOPは当然のようにクローズだった週末、黄金崎に行ってきました。IOPよりちょっと南方系な黄金崎の海で、僕には黄色いサカナばかりが印象に残りました。頭が黄色いネジリンボウでしょ、ヒレナガネジリンボウでしょ、フエヤッコダイでしょ、コガネキュウセンでしょ、そしてモンツキハギでしょ。。。って、ホントはモンツキハギなんぞはIOPでも見れるはずなんだけどなぁ、、、、とりあえず今は、台風にかき回されたIOPの海にどんなヤツラが流れ着いてるか楽しみです。
秋の伊豆ではフツーにいるはずなんだけど。。。
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
モンツキハギはオトナになると黒くなるんだけど、ナゼかチビッコのときは鮮やかな黄色です。なんでわざわざ黄色?目立つじゃん!って思うのだけど、案外チビッコの生存率は低くない気がします。同じく黄色が鮮やかなクログチニザのチビッコは、すばしっこいヘラルドコガネヤッコに似ることで、捕食者が捕食行動に出るのをあきらめさせる効果があるようなことが言われるけど、ヘラルドコガネヤッコのいない伊豆の海でも黄色いサカナの生存率が低くないってことは、他に理由があるような気もします。たとえばアオリイカの目には黄色いサカナは不味そうに見えるとか。。。
(2021-10 大瀬崎 -1m)