Izuzuki Diver

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マルクチヒメジ

Parupeneus cyclostomus

解説

マルクチヒメジ2001年の秋、コイツを見かけたときは、「やっと逢えた!!」って感じでした。
と言うのも、僕がIOPで初めてコイツに出会ったのは、まだIOPをガイド無しで潜り始めたばかりの頃だったのですが、ガイドさんと言うのはあまりフツーのサカナを指差して教えてはくれないもので、ガイド無しで潜り始めた頃はガイドさんが指差しもしないフツーのサカナをじっくり見ることが新鮮な時期でした。そんな時、何気に目の前を横切った黄色いサカナがマルクチヒメジだったのですが、もちろん僕は「こんな黄色のヒメジもフツーにいるんだ~!!」と思っただけでした。っが、それ以来、、、ず~と、ず~と、ず~と、こいつの姿を見ることはなく、写真を撮っておけばよかったなぁと残念に思っていたのです。
だから数年ブリにコイツに出会ったときは、ついついムキになって追いかけてしまった。。。(^^;;
(2001-10 IOP(伊豆海洋公園) -23m)

「今週の〇〇~!! 第218回 赤沢ヒメジ幼稚園(2004-11-01)」より
マルクチヒメジygもう10月も終わりだけど、ヒメジの子供たちは次々と伊豆の海底に着底中です。でも、もう伊豆の海は水温がガクっと下がる時期に来ているから、コイツラが春を迎えるのは難しいのでしょうね。
光を当ててみると緑色っぽい黄色なのかな?って感じですが、水中で見た感じは茶色です。でも、まぁ、育つと鮮やかな黄色になるのでしょうね。伊豆には黄色以外のマルクチヒメジはいないのかなぁ?伊豆のヘラヤガラは黄色くならないのに。。。
(2004-10 赤沢 -7m)

マルクチヒメジ黒バージョン黒バージョンには初めて出会いました。黄色ももちろん伊豆の海底では目立つけど、コイツの黒も際立った黒で、これはこれでかなり目立ちます。
(2011-10 大瀬崎 -5m)

マルクチヒメジとホシササノハベラ死滅回遊魚がなかなか盛り上がらない中で出会ったマルクチヒメジ。常に誰かをパイロットしていました。意外にベラ(写真はホシササノハベラ)に付いて泳いでるときは撮りやすいことを発見しました。ホウライヒメジのチビッコに付いてるときは、動きがトリッキーで読みにくく、ダメでした~。。
(2014-09 大瀬崎 -2m)

お勧め Watching Point

IOPでは、もちろん近場にも現れることがありますが、僕は何故かブリマチで会うことが多いです。年によって全く見かけないことも多いです。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!