Izuzuki Diver

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ニセイガグリウミウシ

Cadlinella subornatissima

解説

ニセイガグリウミウシ黄色と白の明るい配色は、この手のウミウシの中では破格にかわいらしいですね。
ウミウシは毒々しい色彩を持った奴が多いのは、「自分は毒がありまっせ~!」ってゆーのをアピールしているんだと聞いたことがありますが、このウミウシの色彩はむしろ「和菓子みたいでおいしそう!」と感じてしまうのは僕だけでしょうか?(笑)
(2017-08 大瀬崎 -19m)

白いニセイガグリウミウシ深場には個体は全身真っ白なヤツがいます。
一応ニセイガグリウミウシのカラバリってことにしていますが、突起も細いので別の種類かもしれません。
生息環境が違うので、エサとか光の当たり具合の違いで色も違ってくるのかもしれませんネ。
(2023-05 大瀬崎 -46m)

沖縄のウミウシ(ラトルズ)では、ニセイガグリウミウシはイガグリウミウシのバリエーションとされていましたが、新版 ウミウシ: 特徴がひと目でわかる図解付き (ネイチャーウォッチングガイドブック)ではまた別種扱いになっています。

お勧め Watching Point

通常タイプは岩の側面、白いのは深場の砂混じりの岩場にいる印象です。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!