Cadlinella sagamiensis
サガミウミウシって名前だけど、駿河湾に面した大瀬崎にも当たり前にいます。たまたまタイプ産地が相模湾だっただけでサガミウミウシと名付けられちゃうと、駿河湾に暮らすサガミウミウシの立場が無いですよね。人間なら独立運動が起きるところだよ。
(2007-05 大瀬崎 -51m)
本州のウミウシ(ラトルズ)によると、キイロヒオドシウミウシは本種のシノニム、つまり同じ種類なのだそうです。
-30~50mぐらいの深い岩場で見かけます。
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
コイツに初めてであったのは、ブリマチに行き始めたばかりの頃、友人が-40mで見つけて教えてくれました。当時はそれほどウミウシに興味がなかった僕は、「何もこんな水深でわざわざウミウシ見なくてもいいだろうに。。。」と思ってしまいました。海から上がってウミウシガイドブック(2)-伊豆半島の海から(TBSブリタニカ)を見たら、結構深場のウミウシみたいに書いてある。あぁ、このウミウシを見るには意外と妥当な水深だったのね。。。それまで深場のウミウシってのがいるって事すら知らなかった。いや、考えたことも無かった。(^-^;;
(2004-04 IOP(伊豆海洋公園) -43m)