Izuzuki Diver

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カゴウニカクレエビ

Periclimenes hertwigi

解説

カゴウニカクレエビコイツのバックに写っている薄毛のウニはオーストンフクロウニって言うウニで、カゴウニカクレエビはいつもこのウニにいるそうです。このウニは水温が低いときに浅場に上がってくるという話なんで、水温が低い時期、深場に通じる砂地に潜らないとなかなか見れないと推測されます。こうして考えてみると、このエビを見るのは結構大変なのかもしれませんが、大瀬崎ではありがたみは薄いですね~。
(2010-01 大瀬崎 -25m)

カゴウニカクレエビiopコイツの宿主である深場のウニ、オーストンスクロウニは、冬場の大瀬崎には-30m程で見かけるけど、IOPではせいぜい-50m代までしか上がってきてはくれないようです。
だから、IOPで撮ったコイツの映像はかなり貴重なんです。
あ・・・今、「大瀬崎で撮ればいいじゃん?」って言いました?

カゴウニカクレエビのペアペアです。左の大きくて赤いのが♀で、卵も持っています。右のいるかいないかよくわからないのが♂です。♀に比べて♂は貧相なんだけど、♀がいなかったらそうそうダイバーに見つかることもなかっただろうに。。。と、♂は舌打ちしているかも。
(2013-01 大瀬崎 -20m)

お勧め Watching Point

冬の外海@大瀬崎に多いみたい。なぜか岬の先端@大瀬崎にいるオーストンフクロウニにはほとんど付いてないとか。ちなみに、IOPではオーストンフクロウニに出会うまでがちょっと大変。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!