Pycnochromis delta
デルタスズメダイに初めて出会ったのは、2012年でした。
30mにシコクスズメダイがいるのは違和感があったんで、撮影したのですが、家に帰って調べてみたらデルタスズメダイという名前のサカナでした。「デルタ」だなんて記号みたいで愛のない名前を付けたものです。数学嫌いの人には決して親近感が沸かないだろうなぁと思いながらも、学名が一発で覚えられて便利~!!とも思ってしまいます。
(2012-11 大瀬崎 -30m)
「今週の〇〇~!! 第669回 ちょこっと進歩(2021-01-24)」より
2020年からの死滅回遊魚シーズン、大瀬崎でデルタスズメダイの目撃情報が複数あったので、意識して潜ってる時がありました。その時は、「いたいた」と思って撮影したのですが、後で写真をチェックすると軒並みシコクスズメダイだったということがありました。ちゃんと水中で確認しないといけませんね。(^^;)
そして今回。
シーキングの赤堀さんが、「キザクラハゼがいたよ」と言うので、行ってみたのですが、後で写真を確認したら、写ってたのはナノハナフブキハゼでした。(汗)
デジャブーだ。。。
でも、今回はちゃんと水中でデルタスズメダイを確認して撮って来れたから、まぁちょこっとは進歩してるかな?
(2021-01 大瀬崎 -38m)
2022年も大瀬崎では何ヵ所で見られているようです。数が多いということは、カラバリも色々楽しめるということで、体色の薄いヤツにも出会うことができました。ぱっと見の印象はねずみ色ですが、写真に撮ってみると薄く青味がかっていてなかなかキレイです。
(2022-10 大瀬崎 -23m)
「今週の〇〇~!! 第810回 11月下旬に続々と着底するデルタスズメダイ(2024-11-24)」より
もう11月も下旬だというのに、まだ背ビレもちゃんとできてないようなデルタスズメダイのチビッコが爆増していました。
晩秋にこんなにまとまってやってくるってことは、繁殖地がだんだん伊豆に近づいてるってことかもしれませんね。大瀬崎もミツボシクロスズメダイが繁殖し始めたり、シコクスズメダイが繁殖してそうな動きを見せたり、いろいろ変化がありましたが、当然少し南の海域でも変化が起きているのでしょう。
いいのかなー?と思いつつ楽しんじゃっていますが、いいのかなー?
(2024-11 大瀬崎 -26m)
死滅回遊魚だと思います。やや深めの岩場にいました。
★★★★☆:なかなか出会えないと思います。ラッキー!
2022年は湾内@大瀬崎の新漁礁にも複数個体現れて、もうフツーに都市から来るダイビングショップさんでもガイドできるネタになってしまいました。まぁ、お客さんの反応を考えると、ガイドできるからと言ってガイドするとは限りませんが。。。
(2022-10 大瀬崎 -15m)