Pycnochromis margaritifer
シコクスズメには、尾ビレの先が伸びてるヤツとそーでもないヤツがいて、その差はいったいなんだろう?と思っていたのですが、単に他のサカナに齧られやすいだけみたいですね。写真のヤツも、10日前に出会ったときは長い尾ビレのフィラメントをフリフリしていたのに、こんなあっさりした尾ビレになってしまいました。
でも、むしろそれがコイツラの生き残り戦略なのでしょう。白くて目立つ尾ビレをふりふりされたら、捕食者としてもうっかり尾ビレに食いついちゃうのでしょう。
(2011-11 大瀬崎 -7m)
伊豆の海に流れ着く定番の死滅回遊魚です。
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
コイツは秋の伊豆によく流れ着くスズメダイですが、体の色は地味な上、岩の亀裂などの暗い場所に好んで暮らしているため、その存在に気づいていないダイバーは結構いるかもしれません。そーゆー僕自身、子供の口元や腹ビレがブルーに輝いてるなんてことには、今まで全く気づいてませんでした。
(2020-11 IOP(伊豆海洋公園) -30m)