Izuzuki Diver

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テングハギモドキ

Naso hexacanthus

解説

テングハギモドキ相変わらずこのテングハギ系チビはよくわからないのですが、浅場にいて尻尾が青いのはテングハギモドキじゃないかと思っています。
えっ?根拠ですか?
まあまあ、そこはおおらかに考えましょうよ。(笑)
(2004-10 赤沢 -6m)

「魚っちゃーの楽園」というフィッシュウォッチャーが主宰してたWEBサイト(閉鎖中)の掲示板で、テングハギ系チビの見分け方について話題になったおかげで、僕も考え直す機会がありました。
コイツラは小さいうちから中層に浮かんでプランクトンを食べているから、岩や海藻をついばむテングハギに比べると口は突き出していません。 この点でテングハギやヒメテングハギとは違うんじゃないかな~?って思いました。
また、尾ビレの後ろは成長するに従って湾曲することから、ツマリテングハギでもないんじゃないかな~?と判断しました。
今のところこう思っていますが、果たして合っているでしょうか?(^^;;

テングハギモドキ少し育ったヤツは尾ビレの後ろが微妙に湾入するんよ。

尾ビレが青くない個体尾ビレが青くないヤツもいるんだけど、これもテングハギモドキだと思います。ただ、尾ビレが青青くなくなったり戻ったりしたところは見たことないし、尾ビレの青いヤツと青くないヤツが仲良く混じって群れてるところも見たこと無いんで、そこがちょっと引っかかります。
(2007-08 IOP -7m)

テングハギモドキのチビッコテングハギモドキのチビッコです。ツマリテングハギのチビッコに酷似していますが、既に尾ビレの付け根から青くなっているので見分けが付きます。顔も少し丸いようです。って、こんな自信満々に書いて大丈夫かな・・・?
(2011-08 大瀬崎 -3m)

テングハギモドキygのディスプレイ2018年の岬の先端@大瀬崎、晩秋になってテングハギモドキのチビッコ達が大挙して押し寄せました。数匹〜数十匹ずつ小さい群れを作ってたのですが、それぞれの個体はあまり仲が良くないのか、ヒレを開いて何やらディスプレイしています。まだチビッコのくせに争う理由があるのか?と思ってしまいますが、あるのでしょうね。
人間だって、子供のうちから大した理由もないケンカが絶えないものね。
(2018-11 大瀬崎 -2m)

お勧め Watching Point

秋の赤沢の浅場には多いイメージがあります。2004年の秋には2の根@IOPの上-10mあたりにも群れていました。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!