Izuzuki Diver

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ヒメテングハギ

Naso annulatus

解説

ヒメテングハギ?テングハギの仲間のチビは判別困難と言われます。実際魚類DBや図鑑などを見ると、学者さんも混乱しているような印象を受けます。尾ビレの付け根に白いバンドがあるテングハギの子供も多く掲載されています。でも、僕がIOPで出会うテングハギのチビには白いバンドはないし、白いバンドがあるヤツは棲んでる環境がちょっと違うことを考えると、白いバンドが付いてるのはテングハギじゃないと言ってもイイんじゃないかと思います。お肌の質感も少し違いますし。
でコイツですが、口が尖りがち&テングハギじゃないってことで、消去法でヒメテングハギじゃないかと。。。
(2004-10 IOP(伊豆海洋公園) -9m)

スミマセン。今まで掲載していた写真がどーもヒメテングハギに見えなくなってきたんで、写真を入れ替えました。

ヒメテングハギyg(小)着底間もないチビは背ビレの前のほう(第1~第2キョク)が尖がって見えます。このころはまだ海底近くで岩とかをついばんでエサを食べてるからでしょう、口びる(?)は厚くて尖っています。
(2007-10 大瀬崎 -7m)

ヒメテングハギygたまに見かけるスケルトンヒメテングハギです。テングハギの仲間は伊豆でも色々出会えますが、日中にスケルトンなヤツに出会えるのはヒメテングハギだけのような気がします。なかなか着底の決心がつかない優柔不断くんかな?
(2022-11 大瀬崎 -2m)

ヒメテングハギ2023年、20cmほどまで育ったヒメテングハギを見かけますが、まだ天狗にはなって無い謙虚ハギのままですねー。きっと彼らのポテンシャルはこんなものじゃ無いのでしょう。
(2023-12 大瀬崎 -7m)

お勧め Watching Point

伊豆半島全般で出会えますが、IOPではちょっと少なめ。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!