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ミズヒキミノカサゴ

Pterois paucispinula

解説

ミズヒキミノカサゴ以前はネッタイミノカサゴと混同されていたのですが、どちらにせよ2020年以前はそんなに見かけるサカナではなかったと思います。
今ではすっかり大瀬崎に馴染んで、越冬もして、成魚と言えるような大きさに育っています。
この先どうなるのでしょう?どんどん増えるのかな?と思ってると、案外突然数を減らしたりすることもあるので、読めませんねー。
(2024-05 大瀬崎 -22m)

ミズヒキミノカサゴミノカサゴの仲間はヒレが大きいから、波の強いところは水の抵抗が大きくて苦手なのかもしれません。そのせいか、比較的穏やかな大瀬崎に比べて、波洗うIOPにはミノカサゴの仲間が少ないように感じます。コイツもそんなサカナですね。
自分も大瀬崎をホームゲレンデにしてから、ヒサビサにIOPで潜ると、体が固定できなくて、全然思い通りに撮影できないし。。。
(2020-11 大瀬崎 -38m)

ミズヒキミノカサゴ深場のイメージが強いミズヒキミノカサゴなので、-15mで出会ったコイツは自分にとって最浅記録でした。
よく似たネッタイミノカサゴとは生息水深で棲み分けてると思うのですが、こんなに歩み寄って大丈夫でしょうか?(^^;)
(2023-04 大瀬崎 -15m)

ネッタイミノカサゴと似ていますが、ミズヒキミノカサゴは胸ビレ軟条がシマシマで、体色も少し淡いようです。

お勧め Watching Point

トサカなどのソフトコーラルに寄り添ってることがります。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!