Pseudoblennius cottoides
世の中には「魚類検索 全種の同定」と言う本があって、日本中のサカナが区別できるはずなんだけど、この本は学者さんなどが標本を前にして同定する事を前提に書いてあるから、写真を見ながら調べようとしても、ハラビレのナンジョウの数がドーダ(写ってねぇ~!)とか、ソクセン上のウロコの数がナンダ(ウロコなんか見えねぇ~!!)とか、書いてあって役に立たないことが少なくないのです。
結局ダイバーにとっては、ガイドさんの「人相が悪いのはアナハゼだよ。」の一言の方が分かりやすかったりするのでした。(笑)
で、コイツは人相がそれほど悪くないので、アサヒアナハゼかな?
(2014-08 大瀬崎 -7m)
冬場、お腹ぷっくりのアサヒアナハゼに出会いました。エギジット間際でエアも無いし身体は浮くしで、追跡できなかったけど、アサヒアナハゼの産卵には立ち会ったことがなかったので、ちょっと糸口が見えた思いでした。その後糸口しか見えてませんが。。。(汗)
ネットで検索すると、ホヤに産むと書いてありますが、今のところ画像や映像は見つかりませんでした。あったとしても、オビアナハゼみたいに地域によって卵を産む場所が変わったりすることもあるみたいなんで、やっぱりこの目で見てみないとね〜。
(2015-02 大瀬崎 -2m)
大瀬崎には多いですが、IOPではほとんど見かけません。ちょっと内湾系??
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
IOPではアサヒアナハゼのオトナにはなかなか出会えません。と思ってたけど、なんだか大瀬崎で出会うヤツラに比べると一回りデカい気がします。アサヒアナハゼなんだろうなぁとは思うけど、ホントかな?
(2007-03 IOP(伊豆海洋公園) -21m)