Izuzuki Diver

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アサヒアナハゼ

Pseudoblennius cottoides

解説

アサヒアナハゼadIOPではアサヒアナハゼのオトナにはなかなか出会えません。と思ってたけど、なんだか大瀬崎で出会うヤツラに比べると一回りデカい気がします。アサヒアナハゼなんだろうなぁとは思うけど、ホントかな?
(2007-03 IOP(伊豆海洋公園) -21m)

よく見かける色彩のアサヒアナハゼ世の中には「魚類検索 全種の同定」と言う本があって、日本中のサカナが区別できるはずなんだけど、この本は学者さんなどが標本を前にして同定する事を前提に書いてあるから、写真を見ながら調べようとしても、ハラビレのナンジョウの数がドーダ(写ってねぇ~!)とか、ソクセン上のウロコの数がナンダ(ウロコなんか見えねぇ~!!)とか、書いてあって役に立たないことが少なくないのです。
結局ダイバーにとっては、ガイドさんの「人相が悪いのはアナハゼだよ。」の一言の方が分かりやすかったりするのでした。(笑)
で、コイツは人相がそれほど悪くないので、アサヒアナハゼかな?
(2014-08 大瀬崎 -7m)

アサヒアナハゼyg春の岬の先端@大瀬崎、意識してみてればアサヒアナハゼの子供たちが結構いたのですね。

よく見かける色彩のアサヒアナハゼアサヒアナハゼはこんな色彩のヤツが多い気がします。IOPだと嬉しくて撮っちゃいますね。(笑)
(2005-02 IOP -13m)

お腹が膨らんだアサヒアナハゼ冬場、お腹ぷっくりのアサヒアナハゼに出会いました。エギジット間際でエアも無いし身体は浮くしで、追跡できなかったけど、アサヒアナハゼの産卵には立ち会ったことがなかったので、ちょっと糸口が見えた思いでした。その後糸口しか見えてませんが。。。(汗)
ネットで検索すると、ホヤに産むと書いてありますが、今のところ画像や映像は見つかりませんでした。あったとしても、オビアナハゼみたいに地域によって卵を産む場所が変わったりすることもあるみたいなんで、やっぱりこの目で見てみないとね〜。
(2015-02 大瀬崎 -2m)

貴重になってしまったアサヒアナハゼ2021年もあまり水温の下がらない冬場でした。その影響だと思いますが、だんだんアナハゼ類がレアモノになってきました。そんな時にアサヒアナハゼを見かけようものなら、「コイツが伊豆で最後に出会うアサヒアナハゼかもしれない〜!」とばかりに、必死に撮ってしまいます。遺影になりませんように。。。
(2021-01 大瀬崎 -8m)

お勧め Watching Point

大瀬崎には多いですが、IOPではほとんど見かけません。ちょっと内湾系??

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!