Pseudoblennius zonostigma
アナハゼというと、よく他のサカナをくわえて泳いでたりするもんだから凶悪なイメージがあるけど、春になると現れる子供たちはどーしてこんなに可愛いのでしょう。。。って、思ってるのは僕だけ?
(2003-06 大瀬崎 -3m)
アナハゼの仲間は交尾をしてメスの体内で受精した卵を産みます。
交尾をするってことは、オスにはサカナのくせに立派なチ○ポがあるわけなんですが、その求愛が凄かった。
いやがる(?)メスの上にオスがのしかかったとおもったら、何と普段は2~3cm程の♂のチ○ポがビョーンと10cm程に伸び、♀の交接器を探すようにモゾモゾと♀の腹をまさぐるんです。寒~!!<(>o<)>
この写真じゃ全然わからないけど、反対側が撮れちゃってたら、間違いなく18禁映像になった事でしょう。(^^;;
せっかく捕らえたエサを僕に取られると思ったのでしょうか?サカナを咥えたままどんどん逃げてゆきました。
時期は1月、お腹に卵がいるんだったらたくさん食べて栄養つけなきゃね。
(2006-01 大瀬崎 -7m)
「今週の〇〇~!! 第280回 やみくも(2006-01-24)」より
お腹を空かしたオビアナハゼがいました。アナハゼの狩りは、獲物の上から間合いを計って、瞬発力で仕留める原始的な方法です。それを白昼堂々とやるものだから、目立つしバレバレです。普段はカサゴの鼻先をヨユーでフラフラしてるソラスズメも、ダッシュで逃げて行きます。そんなやみくもに突っ込むんじゃなくて、もっと落ち着いて狙わないとうまく行くわけ無いんじゃない?とか思いながら見物してたのですが、案外獲れちゃうから驚きます。
(2006-01 大瀬崎 -4m)
オビアナハゼはカイメンに卵を産み付けます。冬にザラカイメンを覗いたら卵がぎっしりでした。口が細くなってるカイメンが好まれるみたい。
(2006-01 大瀬崎 -7m)
年魚なのかどーかは知らないけど、秋に交尾、冬に産卵、春に子供たちってサイクルかな?伊豆ではフツー種でしたが。。。
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
ダイバーの人気はイマイチのオビアナハゼですが、カイメンに産卵する行動が比較的観察しやすいので、一部のダイバーにはカメラを向けてもらえるようになってきました。それ以外でこのサカナを撮ってるダイバーは見たことありませんが。。。
(2016-11 大瀬崎 -6m)