Izuzuki Diver

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オジロバラハタ

Variola albimarginata

解説

オジロバラハタ友人H氏が、越冬もののオジロバラハタがいると言っていたけど、まさかこんなに大きな個体とは思ってなかったので、オドロキでした。1回の越冬ではここまで大きくならないと思いますが、2年くらいはここにいたってことなのでしょうか・・・?
ところで、オジロバラハタのピンクの水玉は、育っても増えないタイプなのですね。キジハタは育つにつれて水玉の数が増えて行って、どんどん模様が細かくなるタイプでしたが、同じ水玉のハタでもそんなところが違って面白い。
(2022-10 大瀬崎 -17m)

オジロバラハタ「今週の〇〇~!! 第506回 その白線、ムダじゃないですか!?(2013-12-01)」より
岩陰からちょろちょろ出たり入ったりして、ハタのチビッコらしいシャイなサカナです。写真で見るとえらくキレイなサカナなのですが、水中ではジミなので周りのイトヒキベラygに溶け込んでいます。もちろん眉間の白線はかなり目立つので、イトヒキベラyg溶け込み作戦は失敗しているように見えます。この白線は何かコイツの役に立っているのでしょうか?その白線、ムダじゃないですか!?
(2013-11 大瀬崎 -32m)

オジロバラハタ初めて出会ってから3週間潜りに行けなかったのですが、まだいてくれました。しかも結構育ってる!!鼻筋の白線は消え、パッと見はツートンカラーに見えました。いっそ尾ビレの縁が白くなるまで育て~!!
(2013-12 大瀬崎 -30m)

オジロバラハタ目の前にやってきたソラスズメに向かってオジロバラハタのチビッコがずっと威嚇してるんだけど、どこ吹く風のソラスズメ。思わず笑ってしまう光景ですが、1年後だったら、きっとこのソラスズメは食われてるな。(汗)
(2013-12 大瀬崎 -30m)

オジロバラハタ2024年の夏も越冬もののオジロバラハタにたくさん会えました。
たくさんいるってことは、ありがたみが薄れて、ついついカメラを向けなくなってしまいがちですが、警戒心の弱いヤツとか、ちょっとヘンな体色出してるヤツがいて、いろんなシャッターチャンスを提供してくれたりもします。
この斑が出てるのはどんな気分の時なのかな〜?
(2024-08 大瀬崎 -13m)

お勧め Watching Point

ガレ場の岩陰からこちらを窺っていました。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!