Izuzuki Diver

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シロオビハナダイ

Pseudanthias leucozonus

解説

シロオビハナダイ潜水技術の進化によって海外でも見つかっているようで、日本固有種とは言えなくなってしまったようですが、ダイビングで出会えると言う点で、「伊豆ならでは」と言っちゃってもイイかな~って思います。
(2012-01 大瀬崎 -35m)

写真のヤツは、2011年の秋から岬の先端@大瀬崎の-35mに定着しているヤツなんだけど、この種にしては浅いし、エントリ口からも近くて行きやすいし、着底してカメラを構えられる撮りやすいシチュエーションなんで、多くのダイバーが通っていました。僕は一通り皆が撮影した頃に行ったせいか、カメラを全く恐れない超イイコに育っていました。(^^;;)

シロオビハナダイのメス「今週の〇〇~!! 第234回 わかりにくい(2005-03-01)」より
シロオビハナダイの♀を初めてマジマジと眺めることができました。♂は遠くからでもよく目立つ風貌なんですが、♀は腹ビレの色をチェックできないと全くもってナガハナダイの♀と一緒。。。わかりにくいです。
この日はいつも隠れる亀裂に先に逃げ込んだ♂に追い出されて、所在無くウロウロしてたところを撮影させてもらいました。(^^
(2005-02 IOP -53m)

シロオビハナダイの婚姻色かつて2の根@IOPの先端-35m~40mに棲みついてたシロオビハナダイの♂がいて、一所懸命サクラダイの♀に婚姻色を出していることから仲間内から「バカシロオビ」と呼ばれていたんだけど、岬の先端@大瀬崎の-35mに現れたヤツも、一所懸命ナガハナダイの♀に婚姻色を出していました。。。(^^;;
ただ、周りにはキンギョハナダイもいたんだけど、ナガハナダイを選んで求愛しているあたり、ヤツなりに考えているようです。
(2012-01 大瀬崎 -35m)

シロオビハナダイのメス「今週の〇〇~!! 第679回 危険なモーソー(2021-06-13)」より
先端の先端ではオスが数匹いるコロニーがあります。メスはぱっと見ナガハナダイのメスと区別がつかないので、何匹いるかよくわからないのですが、オスより少ないってことはないよねと考えると、相当な数がいると思われます。
コイツはそんな中の1匹、お腹がなんとなくポッチャリしてるように見えるのは、自分だけ?
「産卵とか狙えちょうのかな〜」などと、危険なモーソーを駆り立てられてしまいます。
(2021-06 大瀬崎 -52m)

シロオビハナダイygあれ?チビッコに出会ったのは、この時がお初だったかも。
シロオビハナダイってオスはかなり目立つので、たくさんいるような気になってしまうのですが、やっっぱり個体数は少ないのかな。
(2022-09 大瀬崎 -48m)

シロオビハナダイ大瀬崎の先端の先端のシロオビハナダイの群れにはオスがたくさんいてイイんだけど、ナゼかみんな小ぶりです。写真で見ても相対的に目が大きいのがわかると思います。
オスがこんなにたくさんいるなら、大きさを競って小さいオスは淘汰されそうなものなのですが、僕が見てるだけで10年くらいはこの状態を保っています。不思議〜。
(2024-01 大瀬崎 -46m)

お勧め Watching Point

IOPの深場や大瀬崎の深場でポツポツと見かけます。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!