Pseudanthias elongatus
ナガハナダイの♀はキンギョハナダイに似た色してますが、大きいからわかります。シロオビハナダイの♀ともそっくりですが、腹ビレが白いのが特徴です。
メスもかわいらしいんですが、ついついオスばっかりに目が行っちゃう。
(2015-04 大瀬崎 -39m)
写真はオスの婚姻色です。
ナガハナダイ恋の季節、オスはきれいな婚姻色を出してメスを誘います。普段は海底に生えるムチカラマツの間をこそこそしてる奴らですが、この時ばかりは、中層を上下左右にビュンビュン泳ぎ回ります。写真が撮りにくいぃ!
(2013-09 大瀬崎 -39m)
「今週の〇〇~!! 第1回 凄いものではなかったナガハナダイ幼魚(2000-06-10)」より
記念すべき第1回目。このハナダイは大瀬崎の岬の先端-45mで、ミナミハナダイの群れの中に混じってたのが、写真の端っこに写ってたんだけど、ヒレの縁が青くなっててなかなかキレイです。なんなんでしょ?
って、書いたら、ナガハナダイの幼魚だと教えてもらった。見慣れたナガハナダイだけど、幼魚のヒレがこんなにきれいとは。。。
(2012-01 大瀬崎 -50m)
いきなりスーパートリミング&スーパー画質補正で荒れ荒れの写真で申し訳ないので、写真は入れ替えました。
「今週の〇〇~!! 第531回 今更ムリ!(2014-12-20)」より
水深18mのキンギョハナダイの群れの中に混じってたはぐれナガハナダイです。ナガハナダイにしては小さい個体ですが、周りにライバルがいないため、♂になってしまったようです。キンギョハナダイの♀に向かってU字スイムを繰り返していました。(汗)すぐ下にはナガハナダイの群れがいるけど、こんなサイズの♂じゃ、今更合流するのはムリ!ですね。。。(^^;;
(2014-12 大瀬崎 -18m)
「今週の〇〇~!! 第534回 皮膚病なのにハデ過ぎ!(2015-03-08)」より
マスクナガハナダイです。って、別にそーゆー種類のサカナがいるわけではありません。僕が勝手につけたニックネームです。
黄色い顔が水中では一際目立っていましたが、あとで写真を見返すと、この黄色いマスクは皮膚病のように見えます。
こんな蛍光イエローの皮膚病なんて、、、海の中では不思議なことが起こるものですね。
(2015-02 大瀬崎 -48m)
IOPの深場にいますが、会いやすいのはやっぱり岬の先端@大瀬崎かな?
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
僕がダイビングを始めたばっかりのころ、ダイビング雑誌に艶やかな魚が載ってるのを見つけた。撮影地は大瀬崎の「岬の先端」の深場と書いてある。「伊豆にこんな派手な魚がいるんだぁ」とびっくりした記憶があります。ナガハナダイとの最初の出会いはそれから4年後でした。
初めて見たナガハナダイは予想よりはるかに大きくて動きの活発な魚でした。僕がいままで見た写真はオスの婚姻色の写真ばっかりだったんで、婚姻色の出てないオスのナガハナダイの色彩(上の写真)はまた新鮮でした。
ひと目見てナガハナダイに魅せられてしまった僕は、その後岬の先端を潜るときには、だいたいナガハナダイのいる場所に行くようになりました。
ある日、いつものようにナガハナダイがいる場所に行って、普段彼らが生活する低層のムチカラマツ林を捜しても、姿が見えません。しばらく探した後、あきらめかけて中層を見たとき、上のほうにナガハナダイがちゃんといました。しかもオスとメスがペアになって、あっちでもこっちでもくるくると円を描いて泳いでいます。まるでどこかの社交クラブのようです。ダイバーからは優雅な舞に見えても、彼らにとっては必死の「告白タイム」なんでしょうけどね。。。。
(2015-04 大瀬崎 -38m)