Pseudanthias rubrizonatus
「今週の〇〇~!! 第171回 やっぱりキレイなサカナはイイ(2003-12-05)」より
最近今週の○○~!!に登場するのはジミなヤツラばっかりだから、たまにはキレイどころ(と言っても♂なんですけどネ)を載せてみます。バックのナガハナダイが邪魔だな~。。。それにしても、今度レタッチして取っておきますね。(^^;;
(2012-07 大瀬崎 -20m)
これは赤帯が出ていなから♀です。
光を当てちゃうとわかりにくいんだけど、実際に水中で見ると薄紫がかった体の色をしていて、周りにいるナガハナダイの♀とは全然違って見えます。
以前はよくケラマハナダイって言われてましたが、尻尾の先っちょの赤い部分が上下くっついてないから、やっぱりアカオビハナダイのチビかね~。
(2006-01 大瀬崎 -50m)
たまにクマソハナダイと混同されてることがありますが、クマソハナダイというサカナは昔の標本が1個体あるだけの幻の魚で、一応別の種類のサカナです。日本産魚類大図鑑(東海大学出版会)に、当時和名の無かったアカオビハナダイがクマソハナダイと(誤同定されて)掲載されてたのが混乱の原因だと思います。
このときは流れも濁りもあったためか、群れの♀たちはエサを食べるのに夢中だったけど、♂達はみんなイイ色を出して♀にディスプレイしていました。こんなとき、♂はちゃんと食っておかなくて良いのだろうか???
(2012-07 大瀬崎 -20m)
アカオビハナダイの産卵って、中層の高いところでやるし、スピードも速いので、撮りにくいなーっと思ってたのですが、個体数の多いハレムじゃなく、ちょっと少なめのハレムに行けば、比較的撮りやすいことに気づきました。
まぁ、撮れてないですけど。。。(-_-;)
(2021-09 大瀬崎 -23m)
岬の先端@大瀬崎がやっぱり見やすいです。
★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。
この日はいつもより早く大瀬崎に着けたので、アカオビハナダイの産卵を見に行きました。産む!と思った瞬間、もう産んでるので巻きき付きのタイミングでシャッターを切るのは難易度高そうです。 写真はジグザグしてるところですが、背ビレの後ろの方だけ広げるのは、他のハナダイと一緒ですね。
(2014-09 大瀬崎 -20m)