Izuzuki Diver

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アカオビハナダイ

Pseudanthias rubrizonatus

解説

アカオビハナダイこの日はいつもより早く大瀬崎に着けたので、アカオビハナダイの産卵を見に行きました。産む!と思った瞬間、もう産んでるので巻きき付きのタイミングでシャッターを切るのは難易度高そうです。 写真はジグザグしてるところですが、背ビレの後ろの方だけ広げるのは、他のハナダイと一緒ですね。
(2014-09 大瀬崎 -20m)

アカオビハナダイ♂「今週の〇〇~!! 第171回 やっぱりキレイなサカナはイイ(2003-12-05)」より
最近今週の○○~!!に登場するのはジミなヤツラばっかりだから、たまにはキレイどころ(と言っても♂なんですけどネ)を載せてみます。バックのナガハナダイが邪魔だな~。。。それにしても、今度レタッチして取っておきますね。(^^;;
(2012-07 大瀬崎 -20m)

アカオビハナダイ♀これは赤帯が出ていなから♀です。
光を当てちゃうとわかりにくいんだけど、実際に水中で見ると薄紫がかった体の色をしていて、周りにいるナガハナダイの♀とは全然違って見えます。

アカオビハナダイyg以前はよくケラマハナダイって言われてましたが、尻尾の先っちょの赤い部分が上下くっついてないから、やっぱりアカオビハナダイのチビかね~。
(2006-01 大瀬崎 -50m)

エサをキャッチする瞬間エサをキャッチする瞬間と思しき写真が偶然撮れてました。コイツが食わんとしているものが何なのかはわかりませんが、どんより流れてくる浮遊物の中で食えそうなものを見分ける目の良さには脱帽です。
(2007-09 大瀬崎 -11m)

たまにクマソハナダイと混同されてることがありますが、クマソハナダイというサカナは昔の標本が1個体あるだけの幻の魚で、一応別の種類のサカナです。日本産魚類大図鑑(東海大学出版会)に、当時和名の無かったアカオビハナダイがクマソハナダイと(誤同定されて)掲載されてたのが混乱の原因だと思います。

アカオビハナダイnupこのときは流れも濁りもあったためか、群れの♀たちはエサを食べるのに夢中だったけど、♂達はみんなイイ色を出して♀にディスプレイしていました。こんなとき、♂はちゃんと食っておかなくて良いのだろうか???
(2012-07 大瀬崎 -20m)

アカオビハナダイ産卵前アカオビハナダイの産卵って、中層の高いところでやるし、スピードも速いので、撮りにくいなーっと思ってたのですが、個体数の多いハレムじゃなく、ちょっと少なめのハレムに行けば、比較的撮りやすいことに気づきました。
まぁ、撮れてないですけど。。。(-_-;)
(2021-09 大瀬崎 -23m)

アカオビハナダイ「今週の〇〇~!! 第758回 いろいろ狂ってる?(2023-09-20)」より
この日は、時と場所によりなかなかの濁りでしたが、そんな濁りの向こうで、アカオビハナダイが産卵していました。
アカオビハナダイの産卵とくれば午前中のイメージでしたが、なんと時間は14:30!!それも、たまたまイリーガルにやった感じではなく、20〜30匹のオスがジグザグ泳ぎをしてて、お腹の大きなメスもたくさんいて、通常運転のように数回の産卵が見られました。いろいろ狂ってるのかなー?
こーなると、ケラマハナダイの時間と重なってきて、ハイブリッド産卵なんかも見れちゃったりして〜?
(2023-09 大瀬崎 -15m)

アカオビハナダイの産卵最近アカオビハナダイの産卵を撮るのが流行ってるようで、SNSで産卵の瞬間の写真をよく見かけます。個人的にはアカオビハナダイの産卵って、撮るのが難しいと思うのですが、皆さんバッチリ巻きつきの瞬間を抑えていて驚きます。
ハナダイの産卵はメスの動きを追うのがセオリーだと思うのですが、アカオビハナダイのメスって海中ではコントラストが低くて、条件が良くないとオートフォーカスが追従してくれず、結構イラつくのです。
今回はなかなか良い条件で狙うことができたので、なんとか撮れました〜!!めでたしめでたし。
(2023-10 大瀬崎 -18m)

お勧め Watching Point

岬の先端@大瀬崎がやっぱり見やすいです。

レア度

★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。