Izuzuki Diver

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ネコジタウミウシ属の一種3

Goniodoris sp.

解説

ネコジタウミウシ属の一種3卵の形と背中の突起の形がネコジタウミウシと違う気がするんよ。
(2007-06 IOP(伊豆海洋公園) -3m)

「今週の〇〇~!! 第348回 リボンとドーナッツ(2007-06-26)」より
卵ちょっとわかりにくいですが、白い卵の手前にウミウシが2匹います。卵が無ければ絶対に見つけられない、こーゆーウミウシを見つけられると個人的にはテンションが上がりますネ。
で、ウミウシ本体を見るとネコジタウミウシっぽいのですが、ネコジタウミウシの卵塊がリボン状なのに、コイツの卵塊はドーナッツ型で、背中の突起もタテガミ状になってないような気もするので、違う種類なんじゃないかな~?と思ってみたりしました。
(2007-06 IOP -3m)

大瀬崎にいた個体大瀬崎でも出会っています。やっぱり見事な擬態です。ホヤを綺麗にくりぬいてそこに卵を産み付けるような芸の細かさは、ネコジタウミウシには無いように思えます。
(2008-04 大瀬崎 -9m)

黄色いネコジタウミウシコイツはまん丸になって波間に漂ってたんだけど、指を差し出たら「はしっ」と指に着地してくれました。ニャンコ水中1回転って感じ??
(2002-03 IOP -14m)

この個体については、最初はサガミコネコウミウシだと思ったけど、やっぱりネコジタウミウシかな?と思い直したけど、やっぱり違うかな?ってことに。。。

「今週の〇〇~!! 第408回 やっぱり無い(2009-07-05)」より
ネコジタウミウシ属の一種3のチビッコたち初夏の大瀬崎では、ネコジタウミウシの仲間の3~5mmほどのチビッコたちが、グッチャリ群れてホヤを食い荒らしているところを、目にします。この姿を見るにつけ、このウミウシはこんなサイズで着底するのか?実は浮遊生活を送らないのか?などと、色々と疑問がわいてきます。そもそも、コイツラはこのサイズでオトナなんじゃないのか?とも思って、目を凝らして卵を探してみましたが、見当たりませんでした。
やっぱりコドモみたいですね。
今度は卵から直接ウミウシになるか、観察してみたいと思います。(^^
(2009-06 大瀬崎 -9m)

お勧め Watching Point

ピンクとオレンジの混じったベタっとしたホヤにいます。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!