Izuzuki Diver

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ネコジタウミウシ

Goniodoris castanea

解説

ネコジタウミウシ正直キレイなウミウシじゃないけど、見事に輪郭を消してわかりにくくしているのを見破った時は、ちょっとだけ快感です。3匹川の字になってるのですが、わかりますか?輪郭が良くわかりませんね~。(^^
足の側面がイボイボしてることと、触覚からエラにかけて1本ひだ状に隆起線があるのが特徴です。>
(2005-05 IOP(伊豆海洋公園) -2m)

「今週の〇〇~!! 第246回 見えないウジャウジャ(2005-05-24)」より
ネコジタウミウシがたくさん石をめくってみたら白いウミウシの輪郭だけが目に付いたのから、かろうじてウミウシがいる事に気づいたのですが、周りをよく見るとそれどころじゃない!!ウジャウジャいる!!これだけウジャウジャいながら、白いのがいなかったら絶対気が付かなかったと思う。この白いヤツは今頃、「お前さえいなければ気付かれなかったのに」って責められてる事でしょう。
しかし、石の下にいるくせにこんなに見事な擬態は必要なのだろうか?(笑)
(2005-05 IOP -2m)

ネコジタウミウシのタマゴタマゴは割りとオーソドックスな感じです。1匹埋まってますね。(^^
(2005-05 IOP -2m)

白いネコジタウミウシ白いタイプです。
本州のウミウシ(ラトルズ)ではサガミコネコウミウシと掲載されてることから、最初はサガミコネコウミウシとして掲載してましたが、ネコジタウミウシが集まって産卵してるところに一緒にいたことととか、足の側面がイボイボしてることとかを見ると、やっぱりネコジタウミウシじゃないかな?と思いました。
(2005-05 IOP -2m)

ホヤの上のネコジタウミウシホヤの上のネコジタウミウシです。このホヤはIOPでは送り出しのわりと奥のほうの浅いところで見かけます。
(2006-07 IOP -1m)

お勧め Watching Point

浅場のホヤの上とか、石の裏のホヤとか。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!