Homoiodoris japonica
春、伊豆の海はグリーンに濁ります。この濁りは、伊豆の海の豊かさを支える栄養スープなのですが、ダイバーにとってはやっぱり澄んだブルーの海が恋しくもあります。でも、某水中写真コンテストの入賞作品の中に、グリーンの海を美しく表現した写真があって、その写真を見たときは「濁りを楽しむこともできるんだ!」と、目からウロコぼろぼろでした。
そんな美しいグリーンの海に水の色を映して輝いて見えたのが、このウミウシです。
ところで、ウミウシとは海にいる色の派手なナメクジなんで(違う?)、みんな触るとブニョブニョしてるのかと思ったんですが、触ってみるとこいつはけっこうカチコチしててビックリでした。
(1999-04 大瀬崎 -24m)
この個体は最初イガグリウミウシだと思ってたんだけど、ウミウシガイドブック(2)-伊豆半島の海から(TBSブリタニカ)を見たら、どうやらヤマトウミウシだったみたい。。。
IOPではタナバタウオが卵を守ってるようなちょっと波荒い岩陰のカイメンに付いてるのを何度か目撃しています。
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
ちゃんと図鑑的に撮ったんでメインカットを入れ替えてみます。ジミなのは変わりません。(笑)
(2005-06 IOP(伊豆海洋公園) -3m)