Izuzuki Diver

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サンゴヤドリガニ科の一種1

Cryptochiridae sp.1

解説

サンゴヤドリガニ科の一種1「今週の〇〇~!! 第214回 サンゴのフタ(2004-10-05)」より
サンゴの表面ってのはよく見るといろんなものが顔を出してます。フジツボの仲間だったり、イバラカンザシだったり、シャコの仲間だったりなんですが、これが結構自然に見えるんです。僕は以前サンゴの表面のフジツボは、そーゆーサンゴだと思い込んでました。
この日はキクメイシの表面を見てたら、他のポリプより凸っとしたところに穴が空いてるように見えるんだけど、なにやら茶色い物体でフタがされてました。「何だ?」と思って海藻の切端でつついてみたら、「しゅるっ」と引っ込んでしまいます。うゎっ生きてる!!
「ゴカイか何かかな?」と思ってじっと見つめてみると、フタの奥に足のようなものが見えるような気がするし、フタの端っこには触覚がピクピク動いてるような気もします。カニ~??
う~ん、このサンゴを壊しでもしないとこれ以上見ることはできないみたい。残念!!
それにしても、コイツ。。。穴から出ることはできるのかな?(^^;;
(2004-10 IOP(伊豆海洋公園) -6m)

サンゴのフタこのキクメイシの生えてる場所は岩盤でできた袋小路になっていて、1~3mほどの丸い岩がごろごろしてるのですが、台風が通り過ぎた後ここを訪れてみて ビックリ!!床も丸い岩も壁の下のほうも真っ白に磨かれていました。この大きな岩がこの袋小路の中をコロコロ転げまわったのでしょうね。コワ~。。。
で、キクメイシはと言うと、やっぱりところどころ白く削り取られていて、ちょうどこのフタのところも、入り口が拡張されていました。うーん、それでもやっぱりコイツは何者なのかよくわからないなぁ。(^^;;
(2004-10 IOP -5m)

サンゴのフタ2012最初に出会ってから8年たってるんですが、同じと思われる場所にまだ棲んでいました。カニってそんなに長生きするかなぁ?
(2012-07 IOP -5m)

サンゴヤドリガニ科の一種1大瀬崎でも出会いました。背中の模様にビミョーなバリエーションがあって面白いけど、アシビロサンゴヤドカリガニのようなハデさは到底ありません。したがって、注目するダイバーもほとんどいません。
(2012-07 大瀬崎 -8m)

サンゴヤドリガニ科の一種1コイツはナゼかいつも泥をかぶっています。今まで出会ったサンゴヤドリガニにはない性質です。やっぱ別種になるのかな?
(2021-02 大瀬崎 -8m)

お勧め Watching Point

浅場でキクメイシに埋まっていました。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!