Izuzuki Diver

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ノコギリヨウジ

Doryrhamphus japonicus

解説

ノコギリヨウジ夏のIOPでお腹に卵を抱えたノコギリヨウジを見かけました。あれ?でもこの卵はなんだかツブツブした質感がありません。なんだか薄皮を被ったような感じです。ってことは、、、コイツは♀で、このお腹の卵はまだ卵巣の中にあるってこと??もしそーなら、ノコギリヨウジはコレだけの卵を作る卵巣を体の中に作れなくて、体の外に出しちゃったことになりますね。ホントかな??
(2004-07 IOP(伊豆海洋公園) -5m)

「山渓カラー名鑑日本の海水魚(山と渓谷社)」のヒバシヨウジの説明のところに、「産着卵は左右の薄い皮褶(ひしゅう)で完全に覆われる」と書いてありました。恐らくノコギリヨウジも同じなんでしょうね。

タカノハダイをクリーニングするノコギリヨウジタカノハダイをクリーニングしているところです。タカノハダイとかミギマキは「バーバーノコギリ」の常連客なのです。
(2004-11 IOP -5m)

点が4つのノコギリヨウジフツーのノコギリヨウジは尾ビレの点が3つだけど、コイツは4つで複雑な模様になっています。「をっ、ヒバシヨウジか???」と期待して写真を撮ってきたのですが、後で写真を調べたら全くもってノコギリヨウジでした。ww
背中のギザギザとかいろいろ違いがあるらしい。。。
コイツは空振りだったけどイイんです。振らなきゃ当たらないからね~。(^^
(2023-09 大瀬崎 -5m)

お勧め Watching Point

伊豆では、岩の亀裂などを覗いてみると結構いますヨ。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!