Ostorhinchus endekataenia
夏も後半になってくると、オクリダシ@IOPには縦縞のチビがたくさん現れるんだけど、僕は「縞の数が少ないがオオスジイシモチで、縞の数が多いのがコスジ」と単純に思ってました。でも、このいい加減な見分け方だと、オクリダシ@IOPのチビ達はみんなオオスジににってしまう。。。素直に「実はオオスジってたくさんいるんだなぁ」と思ってたら、コスジのチビって最初は縞の数が少ないようで、ぱっと見オオスジイシモチとそっくりさんだったんですね。(^_^;)
真ん中の線と尾ビレの付け根にある点がつながっていればコスジ、離れていればオオスジ、と見分けられるんだそーです。
アレ?コスジイシモチの目の上のラインってこんな中途半端に途切れたっけ?と一瞬違うものを期待したのですが、幼魚からの画像をつなげるとやっぱりどうしてもコスジイシモチでしたね。(^^;;
(2004-06 IOP -5m)
2015年4月に学名が見直されたようです。
IOPでは案外深い岩場に多い印象です。大瀬崎では浅場からフツーに見かけます。
★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。
テンジクダイの産卵に注目する前は、正直オオスジでもコスジでもどっちでもイイじゃん?と思ってましたが、意識してみると、案外IOPにはコスジイシモチが少ないことに気付きました。そして、いる場所も案外深いことに気付きました。それから、オオスジイシモチに比べて別に小さくないことにも、最近気付きました。
なんだ、お馴染みのサカナだと思ってたけど、全然知らなかったんだなぁ。
(2005-08 IOP(伊豆海洋公園) -14m)