Chromis weberi
2004年の死滅回遊魚シーズンにはナゼかIOPでほとんど会えなかったタカサゴスズメダイですが、岬の先端@大瀬崎ではオトナになりかけたヤツがたくさんいてビックリ。東岸と西岸で流れてくるサカナが違うのも伊豆半島で潜る面白さの一つではないでしょうか?
(2004-10 大瀬崎 -7m)
ぱっと見のソフトな印象からササスズメダイだと思ったけど、家で写真をチェックしてたら頬にキズ(黒い線)が入っていました。
いやっ、ホントの悪党は悪党に見えないものです。(^^;;
(2020-11 大瀬崎 -4m)
潜降岩@IOPでよく見かけますが、写真を撮るならスズメダイの群に混じってるのを狙いましょう。
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
たくさんいるのになかなか撮れないサカナっているんです。このタカサゴスズメダイはまさにそんなサカナでした。
小さくてちょこまかと動き回るスズメダイの子供は岩陰に追い詰めないとなかなか撮影するのは難しいのに、コイツラときたら潜降岩@IOPの周りを元気よく泳ぎ回ってるんです。僕が撮影しようと近づくと岩の反対側に回り、さらに追いかけるとまた反対側に回り込む。はちみつになりそうです。
ところが或る日、別の場所でTheスズメダイの群の中にタカサゴスズメダイが数匹混じってるのを見つけました。その群は臆病なTheスズメダイで構成されているらしく、僕が近づくと岩陰に隠れようとします。すると、一緒にいたタカサゴスズメダイもその群に付いて岩陰に逃げ込みました。つまり、性格がTheスズメダイと同じになってるのです。
やはりここのタカサゴスズメダイは大人になっても潜降岩のスズメダイより臆病に育つのだろうか?むむ。。。
(2006-11 IOP(伊豆海洋公園) -7m)