Izuzuki Diver

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ゲッコウスズメダイ

Chromis tingting

解説

ゲッコウスズメダイ「今週の〇〇~!! 第181回 スジは出ないの?(2004-02-10)」より
久しぶりに僕らがマダラ岩と呼んでる場所に行ってみました。マダラハナダイはほとんど見かけませんでしたが、やっぱり深場のサカナたちのたまり場になってて、楽しいところです。
コイツはそんな中の1匹、友人が教えてくれたトウカイスズメダイと思しきスズメダイです。5~6cmほどの結構しっかりしたサイズですが、トウカイスズメダイ成魚のような体の中心を走るスジが出ていません。そんなスジが現れてくる素振りもありません。
一体どのくらいになるとスジが出てくるんだろ~?と思って魚類DBを検索してみたら、メチャメチャちっちゃそうなのにしっかりスジが出てるヤツなんかもいたりして、ワケがわかりません。ホントにどっちもトウカイスズメダイなの~?
(2004-02 IOP(伊豆海洋公園) -48m)

2004年当時はトウカイスズメダイと掲載している図鑑もあってこのように混乱していましたが、2019年に新種として記載され、ゲッコウスズメダイという和名も付いて、すっきりしたのでした。(^^

ゲッコウスズメダイこのスズメダイに初めて出会った日のブリマチ@IOP深場はものすごくキレイだった。普段抜けてても暗い伊豆の深場だけど、この日は明るくて青い海、、、、そんなとき、ヒレが黄色いスズメダイが一匹、目にはブルーに輝くアイシャドウ、、、死滅回遊魚かにゃ?思って、とりあえず写真を撮っておきましたが、出来はイマイチ。。。
後で、と~っても深~いところに棲んでるスズメダイだって聞いて、ビックリ!!
そもそも、深場に棲むスズメダイってものがいるのを知りませんでした。こーゆー時のためにサカナは覚えておかなくちゃ。

ゲッコウスズメダイ大人になるとアイシャドウが無くなってキレイじゃなくなるのですが、このくらいがまぁギリギリでキレイなサイズでしょうか?
コイツは神出鬼没ジンクスを破って、同じ場所に定着してくれました。
(2004-09 IOP -40m)

大瀬崎のゲッコウスズメダイ以前、大瀬崎では滅多に出会えないサカナでしたが、2019年は急にたくさん現れるようになりました。
大瀬崎は2018年から冬の水温が比較的暖かかったため、多くの死滅回遊魚が越冬して海の様子が変わったのですが、コイツラも死滅回遊魚だったってことなのでしょうか?予想外です。
いつも、海の状態がどんなだとどんな生き物が現れるか予測してみるのですが、全然当たりません。(^^
(2020-03 大瀬崎 -40m)

お勧め Watching Point

IOPでは深いところに行けば結構群れてたりもするらしいですが、それって一体どの位の深さのことを言ってるんだろう。。。(^-^;;

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!