Pterocaesio marri
2013年は前の年に続いて多くの死滅回遊魚が越冬した年でした。ただ、2012年は越冬したサカナが死滅したり、2012年には見かけなかったサカナが越冬していたり、若干傾向が異なるのが面白いです。
IOPでは唐揚げサイズのグルクンが群れで泳ぎ回っていました。こんなことでイイのか?とちょっと不安はあるけど、とりあえず魚屋の店頭に並べ~!!
(2013-07 IOP -10m)
夜の大瀬崎で、唐揚げ色(夜カラー)のグルクンに出会いました。
で、コイツのこと、僕はずっとイッセンタカサゴだと思ってたのですが、ネットであれこれ見てたらニセタカサゴだったみたいです。(参考:「三崎魚市場に水揚げされた魚類- XIX」)
でも、ニセタカサゴに2タイプあって、写真のタイプ以外にもラインが細くて体高の高いタイプもいて、やっぱりニセタカサゴと違うよってことになるかも。
水産資源になるサカナにもそーゆーヤツがいるんですね。(^^
味は違うのかな?(笑)
(2019-01 大瀬崎 -5m)
2021年の年末は、意外にもしっかり水温が下がってきました。まだまだ健在な死滅回遊魚も多いですが、徐々に動きが鈍くなっていました。ニセタカサゴも昼間から夜みたいに真っ赤になってじっとしていました。。。
(2021-12 大瀬崎 -15m)
「今週の〇〇~!! 第775回 立場逆転(2024-02-05)」より
深場で「おっ!カワリハナダイ!」と思ったらニセタカサゴでした。。。以前は、「なんでこんなところにタカサゴが?」と思ったらカワリハナダイだったという逆パターンはよくあったのだが。。。時代はカワリましたね〜。
(2024-02 大瀬崎 -45m)
年によって浅場で群れることがあります。
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
タカサゴとは、側線が黄色いラインと離れていないことで見分けられます。イッセンタカサゴは、背中側のラインがもっと太くて黒っぽいようです。
(2012-10 大瀬崎 -3m)