Izuzuki Diver

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タカサゴ

Pterocaesio digramma

解説

タカサゴ伊豆の海で繁殖できないとされている死滅回遊魚は、伊豆の海では本来の暮らしぶりとは違う生活を余儀なくされることが多くて、どこか浮いています。意外に本来の生息域で暮らすヤツラより撮影しやすかったりするので、僕は勝手に伊豆アドバンテージと呼んでいます。が、コイツラは群れで現れたせいか普段着の姿を見せてくれてるようで、全く伊豆アドバンテージがありませんでした。水温が下がってくれば動きが鈍くなって撮影しやすくなるのでしょうが、このテのヤツラは色もいかにも弱ってるような感じになってしまうのが悩みどころです。
(2010-12 大瀬崎 -20m)

夜のタカサゴ2018年は湾内@大瀬崎にタカサゴが数匹棲み着いていました。ナイトダイビングができるところにちょうどよくタカサゴが棲みついてくれることはあまりないので、自分にとってはなかなかに貴重なタカサゴの夜カラーです。
まぁ、沖縄の魚屋の店頭でもこの色ですけどね。
(2018-12 大瀬崎 -7m)

タカサゴ今まで出会ったタカサゴに比べて黄色いラインが細く感じるのですが、ネットで検索するとラインの太さはこのくらいの写真が多いみたいなので、ホントに成魚サイズになったってことかも知れません。
(2023-11 大瀬崎 -8m)

お勧め Watching Point

群れがキンギョハナダイの群れに混じっていました。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!

特徴

ニセタカサゴやイッセンタカサゴとは、側線が黄色いラインと離れていることで見分けられます。