Izuzuki Diver

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ヒラニザ

Acanthurus mata

解説

ヒラニザ?伊豆には何年に1回ペースでニザダイの仲間の当たり年が来ます。こんなときは、潜るたびに新たな出会いがあって楽しいのですが、チビのニザたちは似たようなヤツばっかりで、友人達と「あれは何だ?これは何だ?」と話してるうちに、頭がこんがらがることもしばしばでした。
そんなチビニザたちは、週を追う毎に一回りずつ大きくなって行き、だんだんと特徴がハッキリしてきて種類がわかるようになってきます。
でも、種類がわかってから撮影しようと思っても、もう遅いですよ~。逃げ足も速くなってしまうのです。
(2015-10 大瀬崎 -8m)

ヒラニザygニザダイの仲間って、特にチビは写真に撮るとハッとする美しさを見せることがあります。肉眼で見てるとメジナあたりと同じように感じるのですが、写真に撮ると全然違うのが面白い。
(2022-08 大瀬崎 -1m)

黒いヒラニザ岩の隙間から真っ黒いニザダイの仲間のチビッコがチラチラ見え隠れしてたのですが、んー名前が思い浮かびません。真っ黒と言えばTheニザダイナガニザですが、シルエットが違うよーな気がして写真に撮ってみると、うっすら縦筋が入ってて、うっすら尾びれ付け根が白くなってて、ヒラニザであることがわかりました。「だからどーした?」ってハナシですが、そんな小さいことでもナゾが解けるのは良いものです。(^^)
(2012-09 大瀬崎 -9m)

ヒラニザ体長15cmほどのヤツに出会いました。
9月にこのサイズってことは越冬個体っぽいですが、成魚と言えるのでしょうか?
身体の縞模様は成長とともに数が多くなってくるチューリング波のようだから、このシマシマの数で大まかに成長の度合いがわかるかも知れません。
ってことで、ネットで出てきたオトナと思われるヒラニザの写真のシマシマを数えてみたら、30〜40本ぐらいでした。コイツは20本ちょいなので、まだまだコドモかね〜?
(2019-09 大瀬崎 -16m)

ヒラニザやたら目力のある幼魚がいました。ヒラニザなのになんかカッコイイ!
(2020-09 大瀬崎 -1m)

お勧め Watching Point

砂地と岩場の際あたりで見かけるイメージです。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!