Izuzuki Diver

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イトヒキヌメリ

Pseudocalliurichthys variegatus

解説

イトヒキヌメリ「今週の〇〇~!! 第476回 心の目で見て(2012-10-19)」より
○○ヌメリと名付けられたサカナたちは、だいたい砂と同化してジミに暮らしているのですが、♂は求愛やケンカのとき、顔の周りやヒレをちょとだけ青く輝かせたりするのが、ジミにキレイです。侘び寂びの世界なのです。ただ、イトヒキヌメリは胸ビレの付け根が黄色く色づいて、なかなか見応えのある婚姻色ではないでしょうか? それにしても、名前の由来の「糸引き」はどの辺?よーく目を凝らして見ると、背びれの先に黒っぽい糸伸びてるのがわかりましたが、写真に写すことはできませんでしたので、心の目で見てください。やっぱり侘び寂びの世界ですね。(汗)
(2012-10 大瀬崎 -12m)

イトヒキヌメリの♂普段は♂もジミ。よーく見ると顔や身体の横の青い模様でイトヒキヌメリだとわかりますが、見ていてちっとも面白くない。
(2004-07 土肥 -3m)

イトヒキヌメリの♀○○ヌメリと呼ばれるサカナたちって、♀はどーしようもなくジミで特徴がないので、求愛されているシーンに出会うことは、ねずみ色のなんだかよくわからない○○ヌメリの正体がわかるチャンスでもあります。そっかー、コイツはイトヒキヌメリの♀だったんだー!!僕の不明種写真集にいたぞっ!!o(^^)o
(2012-10 大瀬崎 -12m)

イトヒキヌメリ2025年夏の湾内@大瀬崎はネズッポ大不作の年でした。そんな中で出会ったイトヒキヌメリとの貴重な出会いでした。出会った時はロンリーだったけど、気づいたらペアになってるんじゃないかと思って、何回か会いに行ったのですが、ペアになることなくいなくなってしまいました。
まー、いつもそんなに都合よく行きませんよね。
(2025-05 大瀬崎 -10m)

お勧め Watching Point

通り崎ビーチ@土肥にいました。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!