Izuzuki Diver

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トビヌメリ

Repomucenus beniteguri

解説

トビヌメリコイツのように砂地にとけ込む擬態系の生き物は、あまりに地味でなかなか僕の目には留まらないけど、良く見てみると顔にジェロニモチックな派手模様を浮かべてたりすることがあるんですね。恐らく♂が♀にモテるためにはこの派手な模様が必要なんだろうけど、上から見ても良くわからないんです。これって、上から補食者が来ても目立たないけど、同じ目線の♀にはしっかりアピールできるって事かな?良くできてるぅ。
あっ、でもっ、あの獰猛なエソも目線は同じか。。。(^_^;)
(2010-05 大瀬崎 -9m)

トビヌメリコイツはワンダーランド赤沢でガイドさんに「イズヌメリかも・・・」と指さされたヤツなんだけど、もしそうならかなり珍しいんじゃないかな?でも、僕には「あぁ、キールがないからコブヌメリじゃないんだ。」って認識するのが精一杯で、どこがどうなってればイズヌメリかも良く解らない。そろそろ検索図鑑買おうかなぁ?

なんて言ってたけど、トビヌメリで良いみたいです。ちょっと残念。(^^;;

「今週の〇〇~!! 第154回 ジミだが侮れず(2003-07-08)」より
トビヌメリの産卵この日は産卵運が無い友人Tくんのため(?)に、潜水時間制限に邪魔されること無くネズッポの産卵が観察できる早川にやってきたのです。ここまでお膳立てができてて見られなかったら、Tくんと一緒に産卵を狙うことは金輪際無いゾとの決意を持って見に行きましたが、早川の海はTくんをも暖かく迎えてくれたのでした。ヨカッタ、ヨカッタ。

「今週の〇〇~!! 第195回 やっぱり飛ばないと(2004-05-25)」より
トビヌメリの産卵去年までの僕の印象として、コイツラはなかなか飛ばないヌメリでしたが、今年はH氏がキープってたランデブーサイトに連れて行ってもらって、あっさり飛んでくれました。(^^

トビヌメリ秋になると砂地ではトビヌメリのチビを見かけるようになります。IOPのチビはちゃんとIOPの粗い砂に合わせた模様になっています。やっぱり、ヒラメみたいに周りの環境に合わせて自分で変えてるんでしょうね。
(2006-09 IOP -11m)

お勧め Watching Point

IOPにもいますが、湾内@大瀬崎のほうが多いかな?

レア度

★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。