Luzonichthys waitei
ミナミハナダイの♀です。と思われる個体です。2015年は、今までに無いくらいミナミハナダイが浅場に多く、なかなかなかなか深場では狙いにくい♀のヒレ全開など狙ってみました。(^^
(2015-04 大瀬崎 -10m)
「今週の〇〇~!! 第128回 冷たい水の先に(2003-01-07)」より
岬の先端@大瀬崎、冷たい水を掻き分けて水深を落としたところに、ミナミハナダイのチビたちがぐっちゃり群れるホットな場所がありました。しかも、上に下に逃げ回らず、ギュッとまとまった濃い~群れでした。撮りやすくていいんだけど、群れの周りで数匹のオオモンハタが満足げに寝そべってるのが気になります。一体このうちの何匹が生き延びられるのでしょうか?
こないだミナミハナダイの産卵を見てしまいました。なんと集団産卵!!動きもスピードもニシキベラにそっくりです。
近づいて写真を撮るのがムリなのもニシキベラにそっくり。(笑)
(2005-05 大瀬崎 -40m)
大瀬崎では特定の場所に行けば、いつでも群れで会えるサカナなんでですが、それ以外の場所ではなかなか出会えません。コイツは、いつもの場所とはポイントも環境も違う場所にポツンと暮らしていて、本当にミナミハナダイか一瞬疑ったほどです。
ただ一点だけ「いつもの場所」と共通点がありました。「いつもの場所」は死滅回遊魚のシーズンになるとフタイロハナゴイがよく出没する場所なのですが、このはぐれミナミハナダイの近くにもフタイロハナゴイがいました。その規則性は、、、僕には分かりません。
(2008-12 大瀬崎 -15m)
「今週の〇〇~!! 第705回 群れなくてイイ(2022-05-22)」より
2022年の春も、多くの南方種が越冬して賑やかな大瀬崎です。一方、もともと大瀬崎に棲んでた温帯種の中には数を減らしている種類もあります。このとき、ミナミハナダイに出会ったのは久しぶりな気がしますが、ミナミハナダイも南方種と入れ替わって数を減らしているパターンでしょうか?だとすると名前負けです!
このときは、群れじゃなくてペアでしたが、実は群れじゃない方が撮りやすいですねー。求愛ものんびりやってたので、産卵もゆっくりやってくれそうな予感があります。ただ、粘るにはちょっと深過ぎな-30m台です。むー。
(2022-05 大瀬崎 -33m)
岬の先端@大瀬崎にはいつも群れてる場所があったのですが、その場所にいなくなってからはチラホラと群れてたり、ペアってたり。。。
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
ミナミハナダイを初めて見た時のお話。。。。
岬の先端@大瀬崎にみんなで潜りに行った時、頭が黄色のハナダイを見つけた。アサヒハナゴイだと思ったけど、赤いテンテンがない。ああ、アサヒハナゴイは子供の頃はテンテンがないのねと信じてしまった自分は、海から上がった後、一緒に見た友人から「あれはなあに?」って聞かれて、「テンテンがないアサヒハナゴイの幼魚じゃない?」と謎ボケな答えをしてました。
ミナミハナダイの幼魚って、水中で見ると頭が黄色に見えるんです。。。。
ところでこのミナミハナダイ、かなり性悪な奴等で、普段は水底近くを泳いでいるのに、カメラを向けると上に上に逃げる逃げる。。。。ダイコンはピーピー鳴き出すし、追いかけられないぃ!!それでも何とか、中層に上がって追いつくと、今度は下に下に逃げる逃げる。。。ひ~~、せっかく浮上したのに、体に悪いぃ!!
(2015-04 大瀬崎 -11m)