Lactoria fornasini
「今週の〇〇~!! 第311回 シマなし(2006-09-19)」より
IOPではフツー種のシマウミスズメですが、シマが出てないようなパチンコ玉サイズには初めて出会いました。沖出しガンガンの砂地の漁礁でこっちは懸命に身体を低くしてカメラ構えてるのに、コイツは、スイスイ漁礁の奥に逃げ込んでゆきました。風船みたいに漂ってるようにしか見えないのに、ちゃんと自分の意思を持って泳いでるんだなぁ。
(2006-09 IOP -25m)
やけに模様のハッキリ浮き出たシマウミスズメに出会いました。ここまでシマ模様がハッキリ出てると、かえってシマウミスズメとは違う種類かと思って、真剣に撮ってしまいました。
サカナの体表にこのような縞模様が作られる仕組みを解明したのが、かの天才数学者のアラン・チューリングなのですが、チューリング波のお手本のようなこのサカナとの出会いは、まさにイギリスの50ポンド紙幣の肖像画になったのを祝うようなタイミングでした。
(・・・て、ちょっとこじつけすぎでしょうか)
(2019-07 大瀬崎 -17m)
伊豆全般どこにでもたくさんいます。
★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。
硬そうな体に4本の角。自分がサカナだったら好き好んで食べないだろうなと、思います。
でも、見るぶんにはなかなかステキ。グリーンの目やブルーの斑点はオシャレです。
写真の個体は繁殖期のオスと思われます。青い模様がいつもより盛り目になってますね。
(2023-07 大瀬崎 -14m)