Cirrhitichthys oxycephalus
「今週の〇〇~!! 第81回 通じない愛おしさ(2002-01-22)」より
水温もガツンと下がるこの時期は、死滅回遊魚がだんだん少なくなってきたなと寂しい気持ちを持ち半分、まだ何かいるんじゃないかと言う期待が半分で潜ることが多くなってきました。そんなときの新顔の死滅回遊魚は愛おしさも倍増してしまいます。ただ、こちらの愛おしい気持ちはヤツにとっては迷惑だったみたい。。。ただ困った顔を海綿の間から覗かせるのでした。
2010年の死滅回遊魚シーズン、大瀬崎の海にはたくさんのヒメゴンベがいました。ちょっと驚いたのが、カメラの前に向かってきてポーズを作る(?)ヤツや、岩の隙間からずっとこちらの様子を伺ってるヤツがいたことです。数が多いと今までとは違った印象の個体が現れるものですね。
(2010-12 大瀬崎 -6m)
例年伊豆の海にやってきます。僕にとっては、以前はミナミゴンベよりは圧倒的に少ないと思ったけど、今は多いです。
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
伊豆でもお馴染みのミナミゴンベに似てるけど、こっちのほうが成魚はふたまわり小さくて、性格も若干臆病です。尾ビレにまでテンテンがあるところで、ミナミゴンベと見分けられます。
(2020-12 大瀬崎 -7m)