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Chaetodon auripes
チョウチョウウオの仲間は、頭を骨に覆われて浮遊生活を送るため、着底してもまだ頭にデカいウロコのような骨が残ってるヤツがいるそうです。なので、じーと見てみましたが良くわかりませんでした。でも、写真で見ると骨、付いてますね。そーとわかれば「頭が少し角ばっていたような。」などと思えてきます。(^^
(2010-08 大瀬崎 -6m)
夏にはチビがあちこちで見られるようになりますが、当たり年と少ない年があります。
★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。
夏から秋にかけて、伊豆の海にもチョウチョウウオの仲間は何種類かやってくるけど、コンスタントに冬を越して大人になれるのはコイツとシラコダイぐらいのものです。ただ、コイツは大人になれたからと言っても、繁殖はできないって聞いたことがあります。チョウチョウウオの中では地味なヤツだけど、伊豆の海底ではかなり目立つから生きて行くのは大変だろうに繁殖できないだなんて。。。生態ずきの僕も悲しい。(笑)ひょっとしたら地球が温暖化するのを待ってるんだね。きっと。
(2021-07 大瀬崎 -7m)