Izuzuki Diver

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オビブダイ

Scarus schlegeli

解説

オビブダイ「今週の〇〇~!! 第723回 進化と退化(2022-10-17)」より
今年も先端@大瀬崎のブダイ幼稚園は大盛況!
今まで、オウムブダイとオビブダイは恐る恐る見分けてたのですが、この尾ビレはオビブダイで間違いですね!
ブダイ幼稚園の解明がちょっとずつ進化しています。v(^^)
この個体はコロコロ色を変えるので、せっかくだからできるだけいろんなバリエーションで撮っておきたいと思うのですが、自分の機動力と動体視力が追いつかず、あっさり撒かれてしまいました。。。こちらは退化しているのです。。。(^^;)
(2022-10 大瀬崎 -3m)

オビブダイブダイの仲間のチビッコ達が伊豆の海でフィーバー(表現が古い?)した2010年の死滅回遊魚シーズンでなくても、コイツラは毎年のように伊豆の海に現れてくれます。でも、いろんなブダイのチビッコに会えたからこそ、コイツの正体に一歩近づけたような気がします。
(2010-12 大瀬崎 -6m)

オビブダイ「今週の〇〇~!! 第364回 なかなか撮れないところがイイ!(2007-10-16)」より
岬の先端@大瀬崎には、アオブダイ系のチビッコ達が集っていました。チビ達を見てると、茶、緑、黄と同系色ながら色違いがいるのですが、ソイツラが同じ種 類のバリエーションなのか違う種類なのかがよくわかりません。そんな中、明らかに赤みの強いヤツが1匹混じっていたので、20分ほど追いかけ回して撮影し て来ました。オビブダイかな?と思います。表を泳いでる時には模様は無いのですが、岩影に入った時にうっすら帯が現れるのです。すぐに撮れてたら模様には 気付かなかっただろうから、さんざん追いかけ回したかいがあったかな?
(2007-10 大瀬崎 -5m)

オビブダイと間違えた個体岩陰ではうっすらとオビブダイらしい帯が現れます。でも、ホントは尾ビレの模様こそがオビブダイっぽいのです。
(2007-10 大瀬崎 -5m)

・おでこから背ビレにかけてのウロコの数(背鰭前部鱗数)が4。
・ほっぺのウロコ(頬鱗)は2列。
・胸ビレナンジョウは14。
・各ヒレが赤くなり縞模様がある。
・伊豆でも流れてくる個体数が多いから日本に多い種だろう。
ってことで、オビブダイだと思います。

オビブダイBOYこの目の下のラインとその下の領域が赤くなりかけてるのは何なんだ?ブダイは雌性先熟だと思ってたけど、いきなりTP(Terminal Phase)オスになるコースもあるのかな?
(2022-11 大瀬崎 -8m)

お勧め Watching Point

アオブダイヒブダイの子供たちに混じってました。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!