Izuzuki Diver

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コガシラベラ

Thalassoma amblycephalum

解説

コガシラベラの♂「今週の〇〇~!! 第228回 今しかない(2005-01-18)」より
岬の先端@大瀬崎ではコガシラベラやオトメベラの♂がフツーに泳いでいます。大瀬ダイバーにとってはフツーの光景なんだと思いますが、IOPで潜る機会の多い僕にとっては毎回新鮮な光景です。ただ、コイツラは一時たりとも立ち止まらないサカナなんで、今まで年度も写真を撮ろうとしては逃げられてきました。そろそろ水温が下がって来て、コイツラを撮影するには今しかないって感じです。それでも、30枚ぐらい撮って使える写真は2~3枚でしたが。。。
(2005-01 大瀬崎 -5m)

コガラシベラyg水温が14度を切り、死滅回遊魚の多くが死滅してしまったIOPで、減ったながらも頑張ってるコガシラベラ。一見まだまだ元気なように見えるけど、簡単に写真が撮れるってことは、やっぱり動きが鈍ってるってことなのでしょう。
秋にはほとんど無視して悪かった。なんとかこの低水温を耐え抜いてくれ。今となっては貴重な存在なのだから。。。
(2001-03 IOP -10m)

コガラシベラの♀嬉しいことにIOPでもオトナのコガシラベラに会うことができました。♀でしたけど、低水温にフラフラでしたけど。
(2006-02 IOP -5m)

コガラシベラの♂2011年は南方系のベラが越冬して伊豆で産卵していると言うハナシを聞きました。そー言われてみれば、コガシラベラのTP♂も例年に比べて多いような。。。胸ビレのあたりの白っぽい部分は婚姻色かな?
(2011-11 大瀬崎 -3m)

コガラシベラygコガシラベラのチビッコはたくさん集まってると狙いが定まらなくて撮影困難なので、ロンリーでいるヤツが狙い目です。逆に改めて群れでいることの効果を感じます。
(2024-06 大瀬崎 -5m)

お勧め Watching Point

10mまでの浅場でみかけます。特に潮通しの良い根のトップなどに集まるようです。

レア度

★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。