Halichoeres nebulosus
イナズマベラは伊豆に流れてくる死滅回遊魚の定番ですが、2011年現在ではまだオスになるまで成長することは滅多にありませんでした。このときやっとオスに出会えたと思ったけど、すでに1月。。。次の夏まで繁殖はムリだろうから、越冬できることに賭けた決死の性転換ですね。
(2011-01 大瀬崎 -3m)
イナズマベラのチビッコと言うと波が無くても体の固定が難しい浅場の住人ってイメージですが、コイツは破格に撮りやすいところにいました。思わず本当にイナズマベラか調べてしまいました。(^^;;
(2014-11 大瀬崎 -5m)
幼魚はアカニジベラとそっくりですが、目の下のラインの形で見分けられます。眼の下のラインが、鰓に向かって上がっていればアカニジベラで、下がっているとイナズマベラのようです。
「今週の〇〇~!! 第641回 1匹で良いんだけどな〜。。。(2019-11-23)」より
晩秋、メスを通り越してオスになりかけてる個体に出会いました。越冬ものでは無いと思いますが、夏から秋でここまで育つってことは、1匹越冬してオスになれば繁殖できるのでしょうね〜。1匹で良いんだけどな〜。。。
(2019-11 大瀬崎 -1m)
IOPでは、夏から冬にかけて水深-5m程の浅場にたくさんいます。大瀬崎では、外海や先端の1-2mあたりの浅場で見かけることが多いです。
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
初心者の頃はベラのデザインって、ハデなんだけどごちゃごちゃしすぎていてあまり美しいと思えなかったんだけど、目が慣れてくると一つ一つの柄が美しく見えてくるから不思議です。
イナズマベラはその最たるベラですね。
ひょっとして、大阪のおばちゃんが豹柄の服を着だすのと同じ心理かな?
(2021-06 大瀬崎 -1m)