Izuzuki Diver

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ブチススキベラ

Anampses caeruleopunctatus

解説

ブチススキベラIOPのオクリダシで目を凝らしてると、波間に揺れるゴミの中にクネクネした動きのものが目に止まることがあります。良く見るとブチススキベラの幼魚だったりします。己の身を波に任せて泳ぐ姿は、何に対しても逆らう必要もなく、なかなか気持ち良さそうな人生に見えます。この魚を見た友人(女性)は、「ブチススキベラになりたーい!」と言ってましたが、わかる気もします。でも、、、ゴミにまみれて暮らすんだよ~。
他には、オビテンスモドキの幼魚とか、セジロノドグロベラの幼魚なんかもゴミにまみれてクネクネしてます。
(2004-12 IOP -5m)

ブチススキベラya毎年秋には伊豆の海にもたくさん流れ着くブチススキベラだけど、夏になって大きくなったヤツを見つけると、あんなチベタイ冬を乗り越えてくれたんだなぁと嬉しくなってしまいます。それにしても、いったいどこに隠れてたんだろう?
(2005-07 IOP -5m)

ブチススキベラygゴミに化けてるブチススキベラのチビッコには結構カラバリがあって、茶色っぽいヤツもいます。
このときは海が穏やかで海底の水もあまり動いてなかったので、クネクネ泳ぐコイツはゴミより目立っちゃってましたヨ。(^^;)
(2024-03 大瀬崎 -6m)

ブチススキベラ成魚と言って良さそうなサイズのブチススキベラのペア(?)に出会いました。
が、全く寄れず、30mほど追跡したところでまかれてしまいました。
この手のベラは、ダイバーを警戒してあまり近づかせてくれないヤツでも、自分のテリトリーの端まで追いかければ反転してくれるので、そこを撮影するのが常套手段なのですが、コイツラはどこまでも行っても反転しないので面食らいました。
テリトリーじゃなかったのか?テリトリーが想像以上に広かったのか?
(2024-05 大瀬崎 -7m)

お勧め Watching Point

秋になると、あっちでヘロヘロ、こっちでヘロヘロ。。。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!