Pseudolabrus eoethinus
「今週の〇〇~!! 第18回 ヤル気ムンムンのアカササノハベラ(2000-10-27)」より
一通りベラ達の産卵が終わったかな?と思ってたら、今の時期コイツはやってました。岩の上には、婚姻色でヤル気ムンムンの♂が泳ぎ回ってます。ガイドさんに教えてもらうまでは、あまり気にしたことなかったけど、意識して見ると婚姻色でヤル気ムンムンの♂達は、必ず岩の上に一匹ずつ縄張りを張ってるのがわかります。同じように岩の上に縄張りを持つオハグロベラの♂は、産卵期の昼間は「疲れた~。。( -o-) =3」って感じで寝てたりすることが多いのに、コイツラはいつもヤル気ムンムン精力絶倫なのです。そして、縄張りを持てない♂が人の産卵に割り込んで自分の精子を混ぜちゃう、ストリーキングなんて面白い行動もコイツラは見せてくれました。
(2021-11 大瀬崎 -7m)←写真入れ替えました
「今週の〇〇~!! 第449回 ナゼ小さい?(2011-11-23)」より
この日の大瀬崎は、青くて暖かい黒潮が入っていて、水だけは沖縄でした。そう、いるサカナはいつものメンバーです。(笑)
そんな中、岬の先端@大瀬崎ではやたら小さなアカササノハベラの♂に出会いました。それも、1匹だけじゃなく、別の場所で何匹も。。。岬の先端というポイントはズバ抜けて魚影の濃いポイントなんで、産卵のときに別の♂に割り込まれる率の高いアカササノハベラの♂にとっては、縄張りを守るのがキビシイのかもしれません。だから、大きくて力の強いTP♂はもっと条件の良いポイントを目指して逃げ出してしまい、残った小さな♀の中から性転換するヤツが出てきたのかも。
(2011-11 大瀬崎 -6m)
2005年の秋、ホシアカ(ホシササノハベラとアカササノハベラのハイブリッド)に出会ってから、自分の中でササノハブームが起きていました。
この日はいつもより遅めのエントリーだったせいか、ホシアカのエリアでは産卵が終わってるようでした。そのかわり、隣のエリアではアカササノハベラが絶賛産卵中でした。メスの中にホシササノハベラが混じってないか探してみましたが、そー簡単には行きませんね。(^^)
(2005-11 大瀬崎 -10m)
伊豆の岩礁ではどこにでもいるのでは??
★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。
(2015-12 大瀬崎 -7m)