伊豆のウミウシ図鑑 > ミノウミウシ > スナチゴミノウミウシ
Favorinus sp.
こんな感じに、1つの卵隗の中には2~3匹のウミウシが棲んでいて、口を大きく広げてバクバクと卵隗を貪り食ってました。ちなみに、卵隗の内側と外側は、自由に行き来ができるようです。
(1999-03 大瀬崎 -9m)
チューブっぽいいかにもウミウシか貝類の卵って感じの卵塊に着いていました。やっぱりウミウシが食べるなら貝類の卵だよね。今までゴカイの卵だと思ってた卵塊も、実は貝類のものだったりするのかも。
(2023-04 大瀬崎 -17m)
日本のウミウシ (ネイチャーガイド)で和名が提唱されました。
春の湾内@大瀬崎で、卵隗についてるよ。
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
'99年2月大瀬崎の湾内水深約6mのところに、薄い黄色のぶよぶよした物体が、いくつも砂の上でゆらゆらしてたんです。よく見るとそれはゼラチン状のぶよぶよの中に産み付けられた「何か(魚?)」の卵のようです。そして、その卵隗の上に何者かがうごめいているのをバディが発見しました。それがこのウミウシです。
体長は1cmほど(写真右)しかないんですが、産卵してる奴もいたそうなんで、これでも大人なのでしょう。
このときはたくさんいたんですが、図鑑や雑誌に紹介されてるのを見たことがないです。もっとも、まともに図鑑に紹介されてるウミウシの方が、少ないのかもしれないけど。
(1999-03 大瀬崎 -9m)
Sea Slug Forumで似たウミウシを見つけました。多分トモエミノウミウシの一種1なのでしょう。
この卵塊は貝の卵のようでもあり、ゴカイの仲間の卵のようでもあり。。。