Izuzuki Diver

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プロカモフェルス・ケイロニクス

Plocamopherus ceylonicus

解説

ニンジンヒカリウミウシ図鑑で見たときはいたってフツーな風貌のウミウシだと思ったのですが、これがヒドラのモシャモシャの中に入ると見事に消えてしまいます。
本州のウミウシ(ラトルズ)を見ると、そんなニンジンヒカリウミウシの食べ物はコケムシと書いてある。。。エサはコケムシだけど、そのコケムシと一緒に生えるヒドラに擬態してる。なんて、話だと面白いな。
(2005-10 大瀬崎 -2m)

発光瘤が目立つニンジンヒカリウミウシ本体の輪郭がよくわからなくても、この赤い発光瘤が目に飛び込んできて気付くこともあります。
(2005-10 大瀬崎 -2m)

「今週の〇〇~!! 第402回 引っかかる色素(2009-03-18)」より
オレンジの色素が目立つニンジンヒカリウミウシこの週末は、水中は植物プランクトン由来の濁りが激しくて、なかなかテンションをあげるのが難しいコンディションでした。こーゆー日は自分がウミウシ好きで良かったとつくづく思います。ウミウシ探しには透明度あんまり関係ないし。。。(^^
そんなニゴニゴの海で出会った1匹.。僕が大瀬崎で出会ってニンジンヒカリウミウシと言ってるヤツらは、出会うたびに「やっぱりベッコウヒカリウミウシっぽいなぁ~」って印象を受けてしまうんだけど、ベッコウヒカリウミウシの茶色の部分を覆ってる網点模様の茶色い色素がコイツには見えないことと、足の辺りに見え隠れするオレンジ色の色素がどうにも引っかかります。
(2009-03 大瀬崎 -18m)

発光瘤が白いニンジンヒカリウミウシ成長過程なのか、個体差なのか、発光瘤が白いヤツもいます。瘤の色は種類を見分けるのに使えなさそう。。。
(2013-01 大瀬崎 -3m)

オレンジの点が目立つニンジンヒカリウミウシ体側のオレンジ斑点が目立つ個体です。このオレンジ斑点は、個体によってはかなり黄色っぽくなることもありますが、ベッコウヒカリウミウシとの識別点になるんじゃないかなぁ。。。
(2013-01 大瀬崎 -5m)

ニンジンヒカリウミウシと紹介していましたが、新版 ウミウシ: 特徴がひと目でわかる図解付き (ネイチャーウォッチングガイドブック)では、ニンジンヒカリウミウシとは別種として掲載されていました。

お勧め Watching Point

浅場の転石下で見かけます。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!