Izuzuki Diver

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イセカセン

Coralliophila fearnleyi

解説

イセカセン「今週の〇〇~!! 第393回 先回り(2008-10-30)」より
地球の温暖化が進むと、南の国が沈んだり、食糧危機が訪れたり、台風が巨大化したり、いろいろ不都合が起きるだろうと言われていますが、心の中で日本が温暖な気候になってイイんじゃないかって思ってる人は多いんじゃないかな?
正直自分も温暖化はまずいなと思いつつ、心の片隅で「伊豆の海がサンゴ礁になったりして?」なんてヘンな期待感も持っていました。でも、大瀬崎の貴重な石サンゴに集団でかじりついてるカイの姿を見ると、造礁サンゴが北上して伊豆の海をサンゴ礁にする前に、サンゴ食いのカイやオニヒトデが先に北上して今あるサンゴすらも食い尽くしてしまうのかもしれません。
温暖化の本当の恐さは、何が起こるかわからないことなのでしょうね。
(2008-10 大瀬崎 -15m)

A面とB面サンゴを食べる貝で検索したらレイシガイダマシの仲間が出てきたんで、若干違和感を感じつつも、その一味のクチベニレイシガイダマシだと思っていました。でも、また出会えたんでB面の写真を撮ってみたら、あり?全然違う。イセカセンかな?もともと伊豆にもいるかも。。。(^^;;
(2008-12 大瀬崎 -16m)

イセカセン大瀬崎でイシサンゴを食害するのは、ほぼコイツラだと思います。それでも枝サンゴは貝殻が邪魔で食べにくいんじゃないかと思ってたら、全然フツーに食べてました。器用なものです。(^^;;
(2019-11 大瀬崎 -7m)

お勧め Watching Point

石サンゴ類に付いていました。

レア度

★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。