Izuzuki Diver

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ザクロガイモドキ

Eratoena sulcifera

解説

ザクロガイモドキ遠目に見かけたとき(と言っても、ホントに遠かったら見えないサイズなのですが・・・)は、新たなツユダマガイファミリーかと思ったのですが、よく見ると立派な水管が見えるからシラタマガイの仲間であることがわかります。
どんな生き物を対象にしてても、マニアはどんどん対象を小さくしてゆくものらしいので、こんな名もなさそなちっぽけなカイでも、実は貝殻マニア垂涎の的だったりしないという保証はありません。(笑)
(2005-10 伊豆海洋公園 -10m)

ザクロガイモドキ外套が概ね白いヤツもいます。
触覚も短いし、足の後ろのほうの色も違うんで、本当に一緒かどうか怪しい感じもしましたが、もっと多くの個体を見ないとバリエーションの幅がわかりませんね。
(2005-10 IOP -10m)

軟体部に白と黄色の細点、外套膜に不定形な模様や突起があり、5mmに満たないようなサイズ感が、日本の貝: 温帯域・浅海で見られる種の生態写真+貝殻標本 (ネイチャーウォッチングガイドブック)に載ってるザクロガイモドキの特徴と一致します。

お勧め Watching Point

岩の側面を歩いてました。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!