Izuzuki Diver

伊豆のエビ・カニ・他 > ヒトデ・ウミシダ > コアシウミシダ

コアシウミシダ

Comanthus parvicirrus

解説

コアシウミシダウミシダの仲間ってのは思いの外種類が多いらしく、今までコアシウミシダだねって片付けてたヤツラも、ちゃんと調べたら何種類かになっちゃいそうです。
でも、そこまで見分けられるようになるには少し撮り方とかも工夫しないといけないみたいだから、とりあえずコアシウミシダにしておきます。
(2016-12 大瀬崎 -12m)

コアシウミシダの産卵中村宏治さんが「ちょっと底まで」で紹介してたニッポンウミシダの放精放卵は、夜にみんなで一斉にやってたような気がするんですが、コイツは何故か白昼堂々と1匹で放卵してました。
と思いきや、別の岩では別の種類なんじゃないのかな?ってウミシダ(多分ハナウミシダ)が、岩のてっぺんに陣取って何やらモヤモヤと、放精っぽいことをしてました。一体どーなってるの?
ちなみに、このシーンに遭遇したのは、2003年10月11日(大潮)の正午、下げ一杯の時間帯でした。
(2003-10 大瀬崎 -15m)

コアシウミシダちょっとわかりにくい画像ですが、引いた画です。
卵は若干プラス浮力があるみたいで、ゆっくりとたなびきながら浮いてゆきました。やっぱり受精は水面かな?
(2003-10 大瀬崎 -15m)

コアシウミシダ腕が黒ベースで、芯(自由腕)がオレンジ、羽状の部分(羽枝)の先っぽが黄色で、ニッポンウミシダの典型的な色彩パターンと同じなんだけど、ニッポンウミシダと比べると腕が少なくて芯が細くてふにゃふにゃしています。
(2018-01 大瀬崎 -7m)

お勧め Watching Point

岩の亀裂などに刺さってます。

レア度

★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。