伊豆のサカナ図鑑 > タツ・ヨウジウオ > ニシキフウライウオ
Solenostomus paradoxus
大瀬崎で初めて見た寂しげな奴です。(^^;;
まぁ、幼魚はみんなこんな感じなのかもしれないけど、体の端っこの方とか、ひれとかが透き通ってるんで、体の細さ以上にホネホネって感じです。
僕はサービスのガイドさんに情報をもらって見に行ったから発見できたけど、こんなの最初に見つけた人はすごい!!さすがにダイバーがたくさん入ってる大瀬崎だけのことはあります。
よりによってダイバー銀座に出現したヤツです。案の定大人気だったんで近づくのはやめておこうと思ったのですが、たまたま撮影できるスキがあったんで撮ってみました。ニシキフウライウオのバックをブルーに抜く機会ってあまり無いから、カメラを向けてみたら案外ハマってしまいました。
(2007-08 IOP -5m)
伊豆では死滅回遊魚のニシキフウライウオですが、ペアになってメスが抱卵している姿は割と見かけます。
このペアもメス(大きいほう)が抱卵していました。が、オス(小さいほう)が異様にスケスケです。
どうもこのオス、前日の夜あたりに流れ着いてきたと思われます。なのにもうメスに抱卵させてるなんて、ちょっとやること速過ぎでしょ!!
(2016-10 大瀬崎 -18m)
伊豆では秋に時々現れる程度ですが、あまり場所を動かないので、情報をキャッチして行けば見られる可能性は大です。
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
ニシキフウライウオは♂の方が小さい蚤の夫婦です。実際蚤の雌雄にどのくらいの性差があるか知らないんですけどね。そーゆー意味で言えば、蚤の夫婦はニシキフウライウオの夫婦と言ったほうがダイバーにはピンとくるかもしれません。・・・来ないか・・・。
(2013-08 大瀬崎 -15m)