Izuzuki Diver

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クロイシモチ

Apogonichthyoides niger

解説

クロイシモチ写真のヤツは、夕刻の大瀬崎湾内でウミシダの中でモゾモゾしてたんだけど、色の少ない大瀬崎湾内では、金色の体が美しかった~。それまで見たことがない魚だったんで、海から上がってサービスガイドさんに「金色のイシモチがいたよ」って報告したら、すかさず「それはクロイシモチだよ」って教えてくれた。なんでそんな説明だけでわかるんだ~??
こんなに金色のイシモチの、どこが"クロ"やね~~~~~ん??って感じですが、図鑑を見ると黒いのもちゃんといるみたいです。イシモチの仲間って、あまりカラーバリエーションはないと思ってたけど、あるんですね。
(2000-04 大瀬崎 -15m)

黒いクロイシモチちゃんと黒いヤツです。(笑)
赤沢の地味な海底に見事に溶け込んでますね。やっぱり地味なところが好きなのかな?
(2013-01 大瀬崎 -5m)

写真入れ替えました。

「今週の〇〇~!! 第154回 ジミだが侮れず(2003-07-08)」より
クロイシモチ(口内保育)朽ちたイカの産卵床に、クロイシモチの団地がありました。そのうちの1匹が口の中に卵を咥えてたんですが、もう横にはお腹を膨らませた♀が寄り添ってて、♂の口が空くのを待ち構えてました。少しは休ませてやれよっ!!(笑)っつーか、他にもたくさんいるのに、なんで子育て中のヤツに目を付けるんだろね。やっぱりクロイシモチ界では顔の大きさがモテるための条件なのかな?
ちなみに、この団地を夜に訪れてみたら、団地の住人がいそいそと外出して行くところでした。卵を咥えたコイツも外出しようとしてましたが、エサも食べられないのに、やっぱり外出したいんだ。(笑)

金色のクロイシモチ金色とこげ茶色じゃハデさにおいては雲泥の差って感じがしちゃうけど、気分によって少し色が暗くなればすぐにこげ茶になれそうです。ああ勿体無い。
(2005-04 赤沢 -10m)

2015年4月に学名が見直されたようです。

お勧め Watching Point

大瀬崎の湾内で一度見たきりです。実はたくさんいるのかもしれないけど、シャイな魚なんで、目にとまらないのかも。特にこれが黒かったら、目に入らないだろうなぁ。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!