Apogonichthyoides niger
「今週の〇〇~!! 第154回 ジミだが侮れず(2003-07-08)」より
朽ちたイカの産卵床に、クロイシモチの団地がありました。そのうちの1匹が口の中に卵を咥えてたんですが、もう横にはお腹を膨らませた♀が寄り添ってて、♂の口が空くのを待ち構えてました。少しは休ませてやれよっ!!(笑)っつーか、他にもたくさんいるのに、なんで子育て中のヤツに目を付けるんだろね。やっぱりクロイシモチ界では顔の大きさがモテるための条件なのかな?
ちなみに、この団地を夜に訪れてみたら、団地の住人がいそいそと外出して行くところでした。卵を咥えたコイツも外出しようとしてましたが、エサも食べられないのに、やっぱり外出したいんだ。(笑)
2015年4月に学名が見直されたようです。
大瀬崎の湾内で一度見たきりです。実はたくさんいるのかもしれないけど、シャイな魚なんで、目にとまらないのかも。特にこれが黒かったら、目に入らないだろうなぁ。
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
写真のヤツは、夕刻の大瀬崎湾内でウミシダの中でモゾモゾしてたんだけど、色の少ない大瀬崎湾内では、金色の体が美しかった~。それまで見たことがない魚だったんで、海から上がってサービスガイドさんに「金色のイシモチがいたよ」って報告したら、すかさず「それはクロイシモチだよ」って教えてくれた。なんでそんな説明だけでわかるんだ~??
こんなに金色のイシモチの、どこが"クロ"やね~~~~~ん??って感じですが、図鑑を見ると黒いのもちゃんといるみたいです。イシモチの仲間って、あまりカラーバリエーションはないと思ってたけど、あるんですね。
(2000-04 大瀬崎 -15m)