Abudefduf vaigiensis
この日はベタ凪の大瀬崎、水底に映る波紋が虹色で綺麗でした。ストロボ炊いて虹メルしてみましたが、やっぱりシャッタースピードが遅いと色が混じってキレイな虹にならないですね。
(2012-12 大瀬崎 -1m)
夏から秋にかけて、伊豆の海の浅場で権勢を振るうオヤビッチャですが、毎年気づくといなくなっています。
考えてみれば弱ったオヤビッチャを見た記憶がありません。
そんなオヤビッチャに、水温15度の1月に出会うことができました。元気そうに泳ぎ回っていましたが、写真を拡大してみるとさすがに痛んでました。
ボロボロになりながらもオヤビッチャとしてのスタイルを崩さない姿にちょっとだけ感動〜。
(2018-01 大瀬崎 -2m)
先日先端@大瀬崎で出会ったシリテンスズメダイのチビッコがホントにシリテンか自信が持てなかったので、湾内でオヤビッチャを見てきました。うーん、オトナも子供もここにいるのはみんなオヤビッチャですね。
モヤモヤが少しだけ晴れました。(^^)
(2020-12 大瀬崎 -1m)
秋の伊豆では、足がつくような浅場にたくさんいるし、流れ藻も要チェックです。
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
オヤビッチャは伊豆の海に流れて来る死滅回遊魚の代表格で、夏を過ぎる頃には背が立つような浅場にたくさん群れるようになります。そして、秋にはもうすっかり成魚と言えるようなサイズに育つこともありますが、僕が見ている範囲で越冬したり繁殖しているところは見たことがありません。個体数が多いんだから、たまには突然変異的に越冬するヤツが現れてもいいように思うのですが、人一倍水温変化に弱い種なのでしょうか。
(2018-11 大瀬崎 -4m)