Izuzuki Diver

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ウルメイワシ

Etrumeus micropus

解説

ウルメイワシ2000年8月、東伊豆の沿岸に何故かウルメイワシがたくさん群れていました。お魚屋さんでは普通に安く売ってるウルメイワシだけど、本来は外洋を群れで回遊してるヤツラなんで、ダイビングで見られることは凄く珍しいそうです。IOPでは、エントリ口付近やオクリダシの入り江にまで入り込んでて、潜ってるといつのまにか取り巻かれていたりして、日の光を浴びた銀色の体にうっとりしてしまいました。
それにしても何でこんなところにいるのだろう?今年は黒潮が本州に全然近づいてこないこともあり、本州沿岸には冷水隗が居座ってるから南下してきちゃったのかな?そんで、ひょっとしたら地震の影響で沿岸に寄ってきちゃったのかも。
(2005-09 IOP(伊豆海洋公園) -5m)

(2005-10追記)
黒潮が大蛇行した2005年の夏もウルメイワシがIOPの海を泳ぎ回ってました。黒潮の蛇行が関係してるのかもしれませんね。で、少しはマトモに撮影できましたので、写真を入れ替えました。

「今週の〇〇~!! 第10回 20年に一度のウルメイワシの群れ(2000-08-25)」より
ウルメイワシの群れいつもは外洋の表層で生活してるサカナなんで、肌が弱いのでしょう。どこかにぶつけたらしき傷を負ったヤツも結構いて、痛々しかった。
(2000-08 IOP -3m)

ウルメイワシの群れ大瀬崎でも出会いました。
水温の上昇とともにやってきたようです。
(2017-06 大瀬崎 -10m)

お勧め Watching Point

来てるときに潜りましょう。(^^;;

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!