Izuzuki Diver

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レンテンヤッコ

Centropyge interrupta

解説

レンテンヤッコレンテンヤッコを始めとするヤッコの仲間は、警戒心の強いやつらで、普段からあまり中層などは泳がず、ダイバーと目が合うとすぐ岩陰などに隠れてしまいます。キレイな魚なんですが、写真のモデルとしてはあまりいい魚じゃないんです。何とかキレイに撮ってやろうと思って岩陰に追いつめてみたりもしましたが、岩陰でおびえた表情の魚を撮っても、いい写真が出来上がるはずもありません。絵にならないなぁ。
(2007-06 IOP(伊豆海洋公園) -18m)

「今週の〇〇~!! 第153回 八丈ダイジェスト!!-ちゃんとかけてる(2003-07-01)」より
八丈島でレンテンヤッコの産卵に立ち会うことができました。あっさりした産卵ですが、コマ送りで見てみると♀が卵の塊を放出したあと、♂が体を翻しながら卵隗の中に(多分)放精してる様子がわかります。

「今週の〇〇~!! 第153回 八丈ダイジェスト!!-ちゃんとかけてる(2003-07-01)」より
レンテンヤッコの産卵八丈島でレンテンヤッコの産卵に立ち会うことができました。あっさりした産卵ですが、コマ送りで見てみると♀が卵の塊を放出したあと、♂が体を翻しながら卵隗の中に(多分)放精してる様子がわかります。
1コマ目:♂が♀のお腹に鼻先を着けて上昇してゆきます。
2コマ目:♀が出す卵は最初塊になってるんですね。
3コマ目:画像が悪くて♂の体勢がわかりにくいですが、体を翻して腹を卵隗に通してます。
4コマ目:♂が臀ビレで煽った反動もあって、この後卵隗は見事に散ってゆきました。
(2003-06 八丈島 -16m)

動画はこちらから→Movie(657KB)

「今週の〇〇~!! 第494回 見れなくても楽しいのです(2013-06-21)」より
レンテンヤッコの♂2013年最初のサンセット。久々のIOPにテンション上がりすぎの僕と友人は、狙いたいものが多すぎて困ったなどとのたまっていました。アイツの産卵を見た後、ソイツの産卵を見て、また時間があればコイツの産卵見て・・・と。。。で、結局いつものパターンでどれ一つ見ることはできなかったんだけど、モーソーを抱いて潜るだけでも楽しいのです。(^^)
写真は、最初に押さえるはずだったレンテンヤッコです。普段オドオド暮らすケントロピーゲですが、この時ばかりは♂がヒレ全開で♀を誘う姿が見れます。それだけで僕の頭の中はアドレナリン分泌しまくりなのです。(その瞬間は見入ってしまったため撮れていません・・・)(^^;;
(2013-06 IOP -20m)

レンテンヤッコのナズリング結局2013年のIOPサンセットでは最後の日にレンテンヤッコの産卵に立ち会うことが出来ました。(^^)v
前回ナズリングが始まる前にうっかりストロボを炊いたらそこで終わってしまったので、観察に徹したのが良かったのかもしれません。
この画像は、そのダメだった時のものです。(^^;;
(2013-07 IOP -20m)

レンテンヤッコ若い個体は特にキレイです。そして、大瀬では出会える機会は少ないので、余計に萌えます。(^^
(2022-09 大瀬崎 -21m)

レンテンヤッコyg伊豆では1年中オトナがその辺を泳いでますが、子供は会える年と会えない年があるように思います。伊豆でも産卵しているのですが、伊豆で出会えるのはもっと南の海から流れてきたヤツラなのでしょうね。
(2022-10 大瀬崎 -25m)

レンテンヤッコyg2022年は大瀬崎でもレンテンヤッコをよく見かけるようになってきました。気づいたらオスもいて、ここは完全にハレムになっています。ただ、まだこのオスもIOPで出会うメスより小さいようなサイズなので、ハレムも今年になってオープンしたんじゃ無いかと思えます。キンチャクダイの仲間は10年くらいは生きるみたいなので、ハレムがこの先いつまでも続くのか、このチビオスがどこまで貫禄を付けるのか、なんか歴史の証人っぽくなってきました。
(2022-07 大瀬崎 -30m)

お勧め Watching Point

IOPにはいますが、大瀬崎には基本いません。小笠原や八丈島には桁違いにたくさんいます。四国の柏島や奄美大島でも見れました。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!