Izuzuki Diver

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チャイロヤッコ

Centropyge fisheri

解説

チャイロヤッコ鮮やかな色彩を持つ種類が多いキンチャクダイ科の中にあって、コイツは小さくて地味なうえにすぐ隠れちゃうんで、とてつもなく目立たない存在です。ただ、これが伊豆で暮らすには合ってるのかもしれません。他のヤッコが意味もなく派手すぎるのかも。
(2020-09 大瀬崎 -21m)

「今週の〇〇~!! 第477回 人並みはずれてる~!(2012-11-10)」より
チャイロヤッコのナズリング友人のH氏がチャイロヤッコの産卵をFaceBookにアップしてたので、僕も見に行って来ました。写真は産卵直前のナズリング中です。♀(上の個体)のお腹が尋常じゃなく尖ってて、見ているこちらも力が入りました。
H氏によると、以前に大瀬崎でチャイロヤッコの産卵に立ち会ったのは実に9年ぶりだそうです。改めて立ち会ってみると、9年前の印象よりはるかに海中が明るくて驚きました。こんな明るい海中でヤッコの仲間が産卵しちゃうなんて、なかなか妄想できるもんじゃありません。改めて、友人の人並みはずれたモーソー力に舌を巻いてしまいました。あっ、これ褒めてるつもりです。(^^;;
(2012-11 大瀬崎 -13m)

チャイロヤッコ♂のディスプレイ産卵のとき、♂は♀のいるところにやってきては腹ビレを全開にして青白く輝かせるディスプレイをします。こんな大胆に自分を目立たせてたらすぐエソに食われるんだろうなぁ。。。
(2012-11 大瀬崎 -13m)

チャイロヤッコのナズリング2020年秋、久しぶりにチャイロヤッコの産卵に立ち会えました。オスが向こう側だったり、タイミングを狙いすぎてオスが入らなかったり、焦って砂を巻き上げちゃったり、意外となかなか良い画が撮れなかったので、ついつい何度も行ってしまいます。
それにしても、だんだん日が短くなってるハズなのに、僕がいつも見てた場所では、産卵時間があまり早まりません。何でだ?
(2020-12 大瀬崎 -16m)

お勧め Watching Point

最近は秋の伊豆でチラホラと見かけます。なかなか撮れないけど。。。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!