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オオガラスハゼ

Bryaninops amplus

解説

オオガラスハゼ

コイツは、と言うかIOPで見かける大型のガラスハゼの仲間は、背ビレ下のシマシマは背ビレの前にかかるような気がするんで、「日本のハゼ」を見るとオオガラスハゼよりガラスハゼ属の1種-1の方が近いような気もします。
でも、分布をみるとガラスハゼ属の1種-1は西表島としか書いてないので、「やっぱ違うか〜」となります。
でも、ガラスハゼ属の1種-1はヤギ類に着生すると書いてあるけど、オオガラスハゼはウミスゲ類に着生するって書いてあるから、やっぱりガラスハゼ属の1種-1かな?ってなります。
どっちだ?どっちでもないのか?
(2005-04 IOP -31m)

オオガラスハゼygコイツは体つきもちょっとずんぐりしてて口も尖ってないから、この写真だけ見るとガラスハゼっぽくも見えるけど、同じヤギには大小のオオガラスハゼが棲んでるからオオガラスハゼのygなのでしょうネ。
(2004-09 IOP -28m)

卵を世話するオオガラスハゼブリマチ@IOP方面に生えてる立派なエダムチヤギをのぞいてみたら、今年も10匹以上のオオガラスハゼでにぎわっていました。その中の一匹が小刻みにヘコヘコ動いてて不審です。と思ったら、卵を世話するお父さんでした。腹ビレをデッキブラシのように使ってゴシゴシやってました。
(2005-11 IOP -28m)

エサを食べようとするオオガラスハゼこの日は浮遊物が多かったせいか、オオガラスハゼが活発にエサを食べてました。いつもムチヤギに寄り添ってるオオガラスハゼも、エサを食べるときはぴょんと泳いでパクッとやってすかさずムチヤギに戻るというのを何回も繰り返していて、その動きがなかなか愛らしかった。(^^)
で、パクっとやってる瞬間を撮りたかったのですが、なかなか。。。
(2021-05 大瀬崎 -20m)

オオガラスハゼ大瀬崎には、背ビレ下のシマシマが背ビレ基底の後ろにある個体が多いように思います。大手を振ってオオガラスハゼですと言いたいところですが、着生しているのはムチヤギなので、若干モヤモヤします。
ちなみに、このムチヤギには1年を通してずっといますね。すっかり死滅回遊魚を卒業してしまった感があります。個体は入れ替わってるかもしれませんが。。。
(2024-05 大瀬崎 -20m)

お勧め Watching Point

ムチヤギに着生しているのをよく見かけます。IOPではガラスハゼより多い気がします。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!